グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

玉ねぎの植え付け

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まず、前回の玉ねぎの振り返りであるが、乾燥がよかったのか、あるいは玉ねぎが固く締まったためなのか、保存中に腐ったものが少なかった。ブドウ棚下に吊るして保存したのだが、無くなる夏過ぎまで保存できた。600個余りを種から育てて植えたもので、品種は泉州黄玉ねぎ(中生)、「新きぬ和(なごみ)」という中晩生と「絹てまり」という極早生玉ねぎ、そして赤玉ねぎの4品種である。種まき後の湿度管理が悪く、種の発芽率が低くて、苗が不足しそうになったので、昨年は追加で遅れて種まきした。極早生であれば短時間で熟すると思い、極早生を選んだが種まき時期が遅いので定植期にはまだ苗が小さかった。それにも係わらず、最も早く茎がしおれてきた。結果として、小さな玉ねぎとなった。極早生は熟す時期も早いので、その分、早く種まき(定植)すべきであった。赤玉ねぎは前々回も前回も固いものが収穫できた。赤玉ねぎは保存性が優れているが、適した料理がサラダなどの生食以外になく、それほどたくさんの量は必要ない。
 そこで今回の玉ねぎは泉州黄玉ねぎ、超極早生「てまり詩」、中晩生「新きぬ和」の種を用意して、8月19日に苗床用地に透明マルチを張り、9月25日、27日、29日の種まきまで土壌の炎熱消毒を行った。これにより、種まき後の雑草の発芽はなく、玉ねぎの苗が順調に生育できた。また、まだまだ暑い時期なので乾燥を防ぐために種まき後、新聞紙で表土をカバーし、4日間は毎日、水やりを欠かさなかった。その後、新聞紙をとり、日に当てて徒長を防いだ。結果として、極早生4ml、黄玉ねぎ5ml、中晩生4.5mlから、それぞれ、467本、568本、371本の苗を11月7日,9日,14日に定植できた。1mlの種から100本前後の苗が取れている。定植時期は昨年は11月14日であり、同じかやや早いが、極早生は貯蔵用ではないのでもっと早くてもいいかもしれない。玉ねぎの畝は1.5m幅のトラクタで何度も耕耘して、肥料(鶏糞)をチッソ成分で7.5kg/10aをすきこんでいる。2月頃、同量を追肥する予定。昨年は株間15cm、条間15cmの7条植えとしたが、極早生、黄玉ねぎは条間を22.5cmとし、5条植えとした。施肥や除草がやり易くなる。貯蔵用は固く作るため、昨年と同じにした。前回は5月22日に収穫しており、来期には収穫後秋まで消費しながら、貯蔵できることを期待したい。

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