グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

冬季の土工:畦の成形

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  冬季は土工作業に向いている。最高温度が10度を切るくらいでも、土をスコップで掬い、一輪車に載せて運ぶと身体が温まり、ちょうど良いくらいである。マラソンと同じで、暑い方が体力を消耗する。しかし、天候が悪くて暗い日や風の強い日には気が乗らない。今日で5日目くらいだろうか、水田の畦波板を除去し、その断面を台形にする成形が終わった。2年前に田の均平のために浅い所の土を掬って、両側に集めて畦に寄せていた。その為、必要以上に畦の幅が広くなっていたがその土を掬って、他の箇所の傾斜した畦に盛って台形に成形した。そして、密生して自生している彼岸花の集団からごっそりと株分けして、成形した畦に数十センチ間隔で1球ずつ植え付けた。約80mくらいの畦の長さになる。彼岸花の球根は土竜を寄せ付けないというので期待している。
  冬の田の土の中はカエルやみみずなどが冬眠しているが、スコップで掬っていると思いがけなくザリガニに出くわした。丸い穴の中にいたが、ほとんど水がないのに生きているのに驚いた。動きは鈍い。このままでは死んでしまうと思い、連れ帰って、温室の水たまりに放した。春まで生きているだろうか。ザリガニは外来種であり、日本古来種ではないので、自然にもどす必要はない。

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