トマトやなす、カボチャなどを5月に定植しようとすると3月には種から育苗することが必要である。しかし、ハウスやトンネルだけでは夜間の温度が低くて十分な発芽が得られない。そこで電気を使わないで夜間の温度を確保するために醗酵温度を利用する温床をつくることにした。作り方は筧次郎著の有機菜園12か月という本を参考にした。落ち葉7割、藁2割、米ぬかや鶏糞1割で作るとあるが、藁も米ぬかもないので落ち葉と鶏糞のみで作る。落ち葉は近くの公園から調達したどんぐりやしいの枯葉が中心である。高さ60㎝の囲いを作って、50㎝の高さまで落ち葉を踏み込みながら積み上げていく。軽トラで4杯分の落ち葉を集めて踏み込んだ。鶏糞は7-8㎏程度を混ぜた。水は少なめだが、散布している。21日から踏み込みして23日で50㎝程度まで積みあがった。
1週間程度で発酵が落ち着くとのことであるが温度調節を米ぬかや水で行う。