グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2026年4月15日
から Mat Grimm
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春夏野菜の育苗

今日は雨で外作業は休みとなる。今年は雨が多く、水はけのよくない谷田のヘアリーベッチの生育が悪い。田の周りに排水溝を設けていなかったので、よけいに湿害を受けたのかもしれない。さて、春夏野菜の育苗であるが、ホットカーペットの温床で発芽も順調であったが、2枚、3枚葉とでてからが芳しくない。葉が少し、縮んで見える。もしかしたら、保温のためにポリシート、カバーシートとプラスチックシートで重ねていたので、蒸れたのかもしれない。カビの対策として、トリフミンという殺菌剤を薄めたものを噴霧した(R8.3.30)が、状況は変わらない。夜温が15℃近くなってきたので、透明カバーも取り、風通しを良くしている。ポットへの水やりも毎日、行っているが、よく見ると、表面が濡れているようだが、ポットの下の土は乾いている。そこで、底面給水トレイに水を溜めて、ポットを置き、下から給水することを行った。すると1,2日ほどは土がしっかりと湿っていて、苗も水水しくなった。まだまだ、育苗技術も足りない点が多い。トウモロコシ(R8.3.24)とズッキーニ(R8.4.10)は苗が老化してしまうので、畑に定植した。ズッキーニは特に花がついて咲いている苗も出てきた。トウモロコシやズッキーニの畝つくりはトラクタの内盛耕で形状を蒲鉾型に盛り、中央に溝を掘り、鶏糞を埋め込む溝施肥でおこなった。植物が根を延ばして鶏糞の箇所に到達すると強く、長く成長することになる。しかし、トウモロコシの葉が黄色いので、まだ根が届いていないのだろう。

 

2026年4月15日
から Mat Grimm
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春夏野菜の種まき

春夏野菜の種まきの時期については最近の考えでは、少し早めが良いと考えている。その理由は遅いと産直などの出荷でどうしても競合が多くて、売れ残ってしまうからである。しかし、産直に出さないで自給のための野菜(キュウリなど)ではできるだけ、細く長く収穫できるようにしたいので、苗を買った方が手間も省けるし、むしろ、苗作りよりも、仕立て方に注力した方がよいと考えている。とうもろこしは昨年、早めに苗作りしたものは収穫も早かったので、アワノメイガの虫食いの少ないものが獲れたが、普通に苗作りしたものはほとんど虫食いだらけで出荷はおろか、自給用としても不十分だった。そこで2月の後半に80ポットを種まきした。発芽率は75%位で今日の段階で4枚葉になっており、定植の時期となっている。この週末には定植する予定である。(R80319)
温床作りは昨年に購入した電気温調式のシート2枚とホットカーペットを使った自前の温床を準備した。種まきは昨年、セルポットに種まきして失敗した反省から、ポットに変えた。容量が小さいと乾きやすいので発芽してもすぐ枯れてしまったのである。セルでは温度が高いのでとても湿度管理がむつかしいのである。ホットカーペット方式は地面に直接置くと地面から湿気が上がってくるので、まず、防水シート(古い軽トラ用シート)を地面に敷いて、その上にポリシート、その上にホットカーペット、その上にポリシートを重ねて、水やりの時にこぼれた水がホットカーペットを濡らさないようにポリシートで挟んでいる。その上に育苗のトレイ(底面給水用)、透明カバー付きの育苗用カゴを置く。後でわかったことだが、ホットカーペットの場合には、広い面積で下から温めるので、ポットがトレイやカゴの中にあってもしっかりと温まっており、地温30℃くらいは容易に確保できる。データロガー式の温度計をセットして、夜間の最低気温を記録し、最低気温が12~15℃となるように夜間の電力を調整した。温調式のシートは温度をセットできるので、ポットの環境温度を測定しながら、調整できる。昼間は油断すると40度Cを超えてしまうので、電源OFFにして、ハウスの窓の開閉で調整する。
今日は4月15日で夜間も12℃以上になっているので、電気は切ってある。そして、透明カバーも外している。むしろ、最高温度が40度Cを超えないように窓を開けたりするのに気を遣う。トウモロコシは少し早かったかもしれないが、3月24日に定植した。トンネル支柱で古い透明マルチを2枚使い、中央で開閉できるようにした。夜はまだ寒かったので、閉め、陽射しの強い日は中央を開けて、過温とならないようにする。それでも葉が今でも黄色になっているので、4月14日に化成肥料を株元にパラパラと施肥した。(R80415)

 

 

じゃがいもの植え込み(R80210)

2026年4月15日 から Mat Grimm | 0件のコメント

 

じゃがいもはこれまでメークインと男爵をそれぞれ40株程度を2月初めに40m程度の1畝に栽培して、5月末頃に収穫してきた。そして、秋じゃがいもを作る必要がないほどたくさん獲れている。そこで余り不満はないのであるが、メークイン、男爵にも共通して、小さいじゃがいもを蒸かして食べる時に”えぐみ”が強くおいしくない。そして、じゃがいもを収穫するときに黒マルチを剥がして掘るのであるが、土に埋まっていても少し緑かかっているように思う。”えぐみ”はもしかしたら、この薄い緑色と関係があるかもしれないと考えている。そこで今年はまず、メークイン、男爵に加えて、”アンデスの赤”と”グラウンド・ペチカ”という品種を栽培する(R8.1.31埋め込み)。そして、1畝は従来の方法、つまりトラクタ耕耘してイモを植え込み、硫安を肥料として、間に埋め、黒マルチで被覆する。そして、もう一畝はいわゆる自然農法で栽培する。肥料は与えないで黒マルチもしない。収穫量はすくないかもしれないが、味に違いがでるかもしれないと思っている(R90210埋め込み)。
今日は3月19日だが、黒マルチの下からジャガイモの芽がマルチが少し突き出してみえないかと見回りしたが、意外にもまだその兆候は見られない。もちろん、黒マルチをしていない自然農法の畝はまだ芽ぶきは見られない。少し、深植えしたせいかもしれないとも思うが、遅いのかもしれない。(R80319)
今日は4月15日でもうほとんどのジャガイモの芽が土から出ている。従来の方法である、黒マルチ、化学肥料施肥の畝にはまず、男爵とアンデス赤がいつもの年より遅く、黒マルチを突き上げるように芽がでてきたので、そこを破って、芽出しをしたが(R80326)、すこし遅れてメークイン、そして、かなり遅れてグラウンドペチカも少し膨らんできて、芽出しを行った(R80405)。それでも芽の突き出しの兆候の見られない箇所もある。一方、自然栽培した畝では黒マルチした畝とほとんど変わらず、早く、芽が出てきたのには驚いた。特にアンデス赤は早く、R80329に最初の土削りを行った時には芽が出ていたが、ペチカはまだでていない。グラウンドペチカは遅れて芽が出てきている(R80415)。メークインの芽出しが遅いのは種芋が自家採取の保存イモのせいかもしれない。

2026年2月10日
から Mat Grimm
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ヘアリーベッチの種まき(R80126)

昨年、初めてお米の緑肥として、ヘアリーベッチを栽培して漉き込んだ。そして、昨年はいつもより、収穫高が少し増えた。これが緑肥の効果かまたは天候のせいかは判らない。従前、緑肥として、菜の花の一種である”きからし”の種を蒔いたが、湿害のせいか育ちが良くなかった。”きからし”に比べるとヘアリーベッチは”カラスのえんどう”に似てさらに高さのある植物で田一面にあふれるように生育した。単位面積当たりの生草重量を測定していないが、膝付近までびっしりと生えていたので、窒素成分は10㎏/10aを超えると推定された。前回は11月頃に種を蒔いたが芽が出てそれと確認できたのは3月を過ぎて暖かくなってからであった。そこで2月に蒔けば発芽時期は変わらないだろうと思い、今回は1月26日に種を蒔いた。そして、前回はトラクタ耕耘後に種を蒔いて、覆土をしなかった。鳥が来て、ついばんでいるので、もしかしたら、ヘアリーベッチの種かもしれないと思い、今回はトラクタで浅く耕耘することで覆土をした。もし、深く漉き込んでしまうとさすがに発芽しないので、功を奏したかどうかはいずれ判明するだろう。15aの田にヘアリーベッチ5㎏を撒いた。朝9:30からトラクタ耕耘から開始し、種まき、覆土の耕耘をして、トラクタ洗浄を終えるまで17:30まで要した。この冬は雨が極端に少なく、まだ1ケ月くらい乾燥がつづくらしい。ヘアリーベッチは分解が早いらしく、肥料の効きが後半には足りないかもしれない。しかし、窒素成分が10㎏もあれば、過剰となるので、追肥は行わなかった。確かに田植え後の苗の色は濃く、出穂前の生育長は丈高く、台風が来なかったので、幸運であったが、今年は安心もできないであろう。ネットでは緑肥として”ひまわり”を栽培する人もあり、比較してみたいとも思う。ひまわりの方が分解が遅いであろう。しかし、種代だけでなく、緑肥用の肥料も必要であろう。(R80210)

元旦に白山に登る

2026年2月10日 から Mat Grimm | 0件のコメント

子供の頃から、眺めていた低い美しい山であるが、最近になってそこが散策コースになっていて、地域の憩いの場になっていることを知った。一度、その山の探索のために登山口を見つけるべくうろうろしていて、ふもとに立派な白山神社があることを見つけた。そして登山口が神社の横にあり、片道30分とある。その時は4合目で諦めて引き返したが、今回は元旦で、暇も体力もあるので、登ることにした。高さは203mというが金比羅山に匹敵する位の体力消耗度である。途中、息を切らし、小休止をいれながら登る。足元は4合目あたりから、土に階段を設けてあるが、石がごろごろして歩き難い。頂上に達すると簡単な展望台と社がある。そこからの眺めは今までになく新鮮なものであった。今まで家から白山の頂上をなんとなく眺めていたが、今その頂上に立つと、我が家はどこにあるのか見つけられない。しばらく、探していたが、それらしきものは見つかったが確信を持てない。我が家は平地にあり、目印となるような建築物がなく、それほど高い位置からの眺めでもないので、池などの水面を頼りにすることもできない。しかし、散歩に適した低山であり、公渕公園に匹敵する魅力がある。これも地域の宝のひとつかもしれないと思う。

 

秋カボチャ

2025年11月27日 から Mat Grimm | 0件のコメント

今日は11月26日である。最低気温が10度を下回るようになってきた。畑の片隅に放置していたカボチャを思い出し、どのくらいの実がついているかを確認した。2株ほどであるが、1株は恐らく芳香南瓜でもう1株はグラッセという品種である。日誌を見ると4月27日に苗を10株ほど定植し、8月、9月に収穫して10月にはそのほとんどを撤去したはずである。記憶が確かではないが、その時にまだ若々しい株を撤去しないで残した。秋カボチャがとれるかもしれないとそのまま放置したのである。恐らく、収穫から漏れたカボチャの実がその場で分解して種が残り、その種から発芽した二世代目の株であろう。というのも他にも黒マルチの上にカボチャの種が集合して残されているからである。たまたま、黒マルチのない箇所に落ちた種が発芽したのであろう。11月初めにさつまいもを収穫する際に遠目から葉が良く茂っており、近づいてみると授粉したカボチャの小さな実がたくさんあった。今では葉の多くが低温で萎れており、これ以上の光合成による肥大は期待できないので収穫した。芳香南瓜と思われる株は比較的小さな実がたくさんついていた。こぶし大の実で数えると20個以上である。グラッセの株は大きな実を2個つけていた。思いがけない秋のプレゼントである。毎年、秋カボチャをつくりたいと考えているが、活動計画に入っていないので、実現していない。来年はすくなくとも8月頃に種まきをやろうと思う。

2025年10月31日
から Mat Grimm
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2025年イネつくりまとめ

今年の”にこまる”の収量は15aで31袋(30㎏)+αであり、昨年の29袋を超え、過去最大であった。乾燥・籾摺りを委託している業者の話では、私だけでなく、たいていの顧客(生産者)が例年より多い収穫であったそうである。香川県の中讃から東よりに位置しており、例年に比べて酷暑であったが、台風や水不足などの影響がほとんどなかったのが幸いしたのかもしれない。出穂からの積算温度が高温のため、早く登熟しているとの情報があり、稲刈りは昨年より、3日程度早めた。落水を少なくとも稲刈りの10日前にしなければ、田が乾かず、コンバインが入れないのだが、最後の入水は9月21日、そして落水は9月27日であり、稲刈は10月11日に行った。それでも、隣の土地が高い畔際は水が沁み出してくるためか、ぬかるんでおり、畔に沿ってまず、草を刈り、天日がよく当るようにして、次に溝を掘って周辺から水が集まるようにした。6年目のイネ作りとなり、田の高低がどこの位置で高く、どこが低いかが頭に入ってきて、田の均平の為の情報を更新した。
今年は初めて緑肥として”ヘアリーベッチ”を種まきし、良く育ったので、元肥も追肥もなにも施さなかった。それでも田植え直後から稲の葉が青々としていたので、窒素成分が十分効いていたと思う。稲の稈長も8月には優に1mを越え、倒伏しやすいのではないかと懸念したが、台風の強風にさらされることがなかったので、これで良いかは来年の課題である。一方、ヘアリーベッチの緑肥は分解されやすく、持続性が比較的短いそうで稲作りの後半での肥料切れを心配したが、ネット情報では実肥を施す必要性があるかどうか確認できなかったので、何も与えなかった。”ヘアリーベッチ”の緑肥がどの程度の窒素量になるかは単位面積当たりの生草重量を計って推定するが、それを行わなかったので、はっきりとは言えないが、膝上までびっしり繁茂していたので、10㎏/10a以上の窒素成分が供給された可能性がある。それまでは元肥は10a当り4,5kgを施肥していたので、恐らく例年よりは多かったと推定される。ヘアリーベッチも湿害に弱いらしいので、今年の草勢は偶々かもしれない。水稲の圃場は谷地にあって、周囲より低いために水不足の心配は余りないが、水はけが悪く、小麦や菜の花なども湿害で大きくは育たなかった。
実は従来の田に加え、もう一か所新たにイネつくりを行った。従来は遊休地でその一部に妹が野菜をつくったりしていたのだが、政府の政策で5年に一度以上、水を張るか、水田にして稲を作るかしないとその田は補助金の対象外になるということで、結局、新たに米をつくることにした。”にこまる”の種は品切れであったので、ほぼ同じ時期に獲れる”ひのひかり”の種もみを購入して、苗を育てて、田植えした。この圃場は10aほどであったので15aで40枚の苗箱を作っていたことから27枚の苗箱に種まきして苗を育てれば良いが、30枚の苗を作った。1枚の苗箱には約100gの種籾を撒くので、3㎏の種もみが必要となる。塩水選の歩留まり(7割)を考慮すると、4㎏の種もみが必要だが、3㎏のヒノヒカリと残りはニコマルを充てることにした。そして、苗箱には従来、粒状の水稲用種まき培土を使っていたのだが、その代わりに種まきマットが開発されており、軽さと装着のし易さで使ってみることにした。ちょうど20枚入で販売されていて、培土を計量して、平坦に広げる手間が省けるので、便利である。結局、田植えにしろ、育苗にしろ、できるだけ手間のかからない方法に落ち着いていく。抵抗し難い魅力である。この圃場は長年、遊休地であったが、元肥を4㎏N/10a程度に相当する鶏糞を施肥した。そして、代掻きして田植えをおこなった。除草剤も使わず、田植え直後に7㎝の深水にしてヒエなどの雑草の発芽を抑制した。苗は25日苗であったが、ニコマルに比べると苗丈がやや小さいので、田植え後の最初の水入れではほぼ水没したような状態であったが、さすがに稲は水に強く、1日で数㎝伸びて水を見下ろす草丈になっていた。8月30日頃が出穂なのでその45日前に追肥を与える。ペレット鶏糞を2㎏N/10aを散布した。深水が功を奏したのか雑草は所々にあったが、気になるほどの量ではなかった。水管理は妹夫婦に任せていたが、この圃場も周囲の田よりも低いためか、水はけが悪いというか水持ちの良い田であり、水管理のし易い圃場である。中干しをしていたがそのための雑草の発芽はみられず、藻の発生は抑制されていた。出穂も順調で特に異常は見られない。9月20日頃には入水をせずに田を乾燥にもっていく。10月9日に稲刈りを行った。当初の予想では7俵くらいの出来であったが、いざ収穫してみると12袋(30kg)+αであった。意外に少ないので、もしかしたら、面積が10aないのかもしれない。元肥が4㎏Nではすくなかったかもしれないと考えている。この圃場は来年は米を作らないので、確認するとしたら、次回の米作りの年となる。

2025年9月27日
から Mat Grimm
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出穂以降の水稲

今年は出穂時期が気になって、8月末から穂がでていないか観察していた。”ヒノヒカリ”とほぼ同じと認識していたが、ヒノヒカリが8月30日の出穂と言われていて、確かに30日には約50%が穂を出していたが、”にこまる”はまだ半分というよりも1,2割であった。半数の穂が出る時期というと9月1日頃になるかと思う。今までは出穂の定義が約半数の穂が出る時期という認識がなかったため、1,2割で出穂と判断していたようだ。懸念していた浮草はいつの間にか消えてしまった。その理由は不明だが、3枚の田で浮草による被覆密度の違いがあり、高密度に発生した田に1週間の中干し(水を入れない期間が1週間)を実施したが、かなり浮草は枯れたものの田に水分が残っていたので、生き残り、次の週には浮草は勢いを回復した。そこで、浮草の除去は諦めて放置していたが、いつの間にか浮草はなくなっていた。浮草の寿命は短いのかもしれない。藻は浮草が無くなった後に目立つようになった。昨年ほどではないが排水口側は水深が深いので藻が厚く成長している。深水にした田ほど藻の勢いが強い。今日は9月4日で台風15号が四国に近づいている。最接近は明日とのことであるが、雨風の影響が最小となることを祈っている。(R7.9.4)

出穂時期は田に入るなと言われている。授粉して生殖成長する時期なのでできるだけ、穏やかな環境の方が良いらしい。今日は9月27日で田の水を排水すべく、水尻の排水口を開けた。灌漑水は9月21日を最後に入れていない。それでも3枚の田では水持ちの良さに少し差があって、前面に浅く水が残っている田と7割程度、土が露出している田とある。稲刈りまで登熟の観点から言えば、水を十分に供給したいのだが、土が乾いていないとコンバインがぬかるみで動けなくなってしまうので、少なくとも10日前には水を抜く必要がある。昨年は10月14日に稲刈りを行ったが、排水開放したのは10月2日であった。今年は高温が続いたため、例年より3日くらい登熟が早いという。そこで本日、9月27日に排水口を開いて水を抜く。稲刈りの時期はいろいろ目安があるらしいが、穂の8割程度が熟していればよいらしい。2割くらいは青米でもよい。遅くなると味が落ちるという。実際は天候や人の都合で稲刈り日が決まることが多い。
3枚の田を比較すると軽い中干しをやらなかった田では今でも藻が黒く残っている。他の2枚の田は軽い中干しの効果なのか、藻は見られない。水も透明感があり、雑草特にヒエの発生は少ない。1週間程度の排水では水草がびっしり表面を覆っていたので、土が露出できなかったのかもしれない。雑草の発芽は抑制された可能性が高い。台風15号も雨が100㎜程度降ったのみで強風にならずに過ぎたため、これまで無事に来ている。残り2週間が天候に恵まれることを期待している。(R7.9.27)

緑肥(ヘアリーベッチ)と浮草・藻の発生

2025年7月19日 から Mat Grimm | 0件のコメント

今日は令和7年7月17日で昨年の今日に水稲に鶏糞ペレットの追肥を行っている。しかし、今年は追肥をしない。稲の葉色を見ると濃い緑であることと、水田に浮草や藻が発生しており、どうも肥料が多すぎると藻などが発生するらしいからである。緑肥として、従来、菜の花の一種であるキカラシを2月頃に種まきしていたが、ここ2,3年は湿害でほとんど緑肥と言えるほど茂らなかった。そこで昨年の11月8日に粗起こしをして初めてヘアリーベッチというマメ科の緑肥を5㎏購入して種まきした。覆土しなかったため、低発芽率を覚悟していたが、12月1日には所々で発芽を確認した。しかし、とても均一に揃ってはいなかったため、種まきは失敗したと考えていた。そして、3月頃には遠くから見るとカラスのエンドウなどの雑草が茂っているとしか見えなかったが、よく見るとヘアリーベッチであることが判り、4月初めになると圃場の畦畔を覆い、さらに外に溢れるように茂ってきた。そして、花が満開近くになって、5月4日にハンマーナイフモアで刈り散らしたがヘアリーベッチの密度が高く、モアへの負担を考慮して高刈りせざるを得なかった。そして、5月11日にロータリーで漉き込んだ。どの程度の窒素成分に相当するのか、単位面積当たりの生草重を計っていないので、何とも言えないがネット情報によると少なくとも反当り4㎏から20㎏位の窒素成分を生成するらしい。だから、水稲の元肥としてなにも入れていない。追肥をするかどうか迷ったが、昨年は初めて反当り2㎏の追肥を行ったがそれまでと異なり、藻の発生が異常に多かった。私はこれまで中干しをしないできたので、そのためもあるかもしれないが、藻が水中にスポンジを浸けたように重く沈んでいた。結果としては、収穫は例年より、やや多かったので、追肥の効果と言えるかもしれない。昨年は浮草は今年ほど発生していない。まとめると、今年は緑肥のヘアリーベッチが効いているのか、藻や浮草が発生しているので、追肥せずにおこうと思う。そして、今まで中干ししないできたが、藻・浮草対策として、軽い中干で除去しようと考えている。

 

 

2025年7月8日
から Mat Grimm
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水稲;田植えから1か月

今年は6月14日にため池の灌漑水が初放流となり、田に水を入れて代掻きをして、翌日の15日に田植えをした。最初の2回の放流は二日連続してあるので、田植え後に深水にしようとすると初日に代掻きをし、田植えを二日目の午前に終わらせ、午後に水を入れることになる。3回目の放流は2回目の三日後となるからである。深水を気にしない人は田植えを代掻きから1日置いて翌々日に行う。しかし、深水にしても水の抜ける田では翌日には土が露出するほどに水位が減ってしまう。土が露出するとそこにはびっしりと草が生えるので、土を露出させてはならない。除草剤を使う人は余り土の露出には気にしない。田植え後の水管理でもっとも大変なのが、この漏水対策である。どこから漏水しているかを見つけて怪しい箇所の踏み込みを行う。たいていはモグラの穴なので足で強く踏み込み、穴を潰す。水田にスケールを吊るして、水位の変化が判るようにして、半日毎に読んで、変化の大きい場合にはどこか漏水箇所があることになる。田植えから1,2週間は漏水対策に忙しい。畔がコンクリートで漏水の心配のない田であればどれだけ気楽だろうと思う。しかし、好天による蒸発や、土の底であるので、沁みだす水量もあり、1日で2㎝程度の水位低下は避けられない。そこで三日間の断水の間に6㎝の水位低下を見込んで、配水の日には水位を8cmくらいまで下限値から確保している。
田が均平であれば、水を張っても8cmの深水にすることは不可能ではないが、高低差があるので、深いところでは12,13cmとなる。苗の丈は田植え機の苗のハンドリング上、制限され、13㎝以下に切り詰めている。したがって、低い箇所では苗が水没することになる。田植え直後は苗も小さいので配水日には水没に近い水位まで水を入れるが、2,3日もすると苗も危機を感じるのか丈が急に伸びて、水没しないようになる。または消えてしまう。一週間後になると活着し、生き残る苗と勢いのない、消滅する苗がはっきりする。そこで、水入れの日には満水になるまで、1-2時間の間、消滅する苗や欠株となった箇所の補植を行う。欠株が一つだけである場合には隣の株が補うように大株になるので、そこには原則、補植しない。2つ以上欠株が続く場合には株間30㎝を基本に補植している。田植えから1か月くらいするといつの間にか苗がしっかりして、苗が開くようにブンケツが始まっている。
田植え後一週間すると苗が活着し、除草をすることができる。どうしても2,3日土が露出する箇所があり、そこには雑草が生えるので、小さい内に土をかき回せば、雑草の芽が浮いて除草できる。この段階ではチェーンなどで土の表面を軽くひっかく程度で除草できる。ネットで調べたがチェーン除草器は販売していない。ほとんど自作しているようだ。来年には検討してみたいと思う。2,3mの棒にチェーンを一定の間隔でぶら下げ、この棒を引っ張るだけである。田植え機に取り付けて、引っ張れば、田植えと同じくらいの時間で除草できる。ある程度大きくなった雑草を除草するには動力のついたカゴや羽が回転して土の表面でなく、ある程度の深さまで掻きとる装置が必要となる。田植え機に装着できる除草機が商用化されているが、私のような定年シニア農業者にはとても手が出る値段ではない。
田に入って、補植や漏水対策をやっていると田の水の中に小さな水生生物が動き回っており、水田が豊かな生物の繁殖する場を提供していることを実感する。(令和7年7月7日)

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