グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

グリーンハウスの再建

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グリーンハウスは温室のことであるが農業用のかまぼこの形をした透明構造体である。パイプを骨にしてビニールシートやポリエチレンシートで囲っている。約10年前に家具や農具などの一時置き場または倉庫として雨風を凌ぐために建てたがハウス自体が経年劣化しただけでなく、収納してあった家具や資材も熱劣化して使えなくなり、やがてシートも破れて草木が生い茂る状態になっていた。古い家の解体撤去工事に併せて、この温室内の残置物の処分を進めたが、9月27日の解体工事と共に漸く、中が空になった。再建費用も安くないのでグリーンハウスを撤去するかどうか迷ったが、近所のシニアの先輩のアドバイスもあり、冬にもガーデニングを楽しめるように再建することにした。写真は10月3日の状態で骨組みだけになっていて、換気ができるように新たに部品を購入している。

換気できるように骨組み修正、ドア追加した10月3日の進行状態

やっと完成

10月22日、4人でシート張り
天候と組み立ての人数が揃った22日の令和天皇公式行事の休日に男2人、女2人の4人でシート張りを終えた。朝、地面から立ち上がり40㎝の裾部分をぐるっと一周させて、裾を固定した。そして、防虫ネットを換気窓である地上40㎝から140㎝の間を9mの長さの東西の側面に張った。次に南北の妻面の地上40㎝から140㎝までを東西の側面と50㎝程度、重ねながら、シートを張った。シートの幅が長く、地上40㎝から175㎝までの部分を張ることができた。次に幅9.4m長さ14mの天幕を骨の天頂部とシートの中心線と合わせながら、4人で東西南北に引っ張りながら、風上である北西部から固定して位置を決めた。ここまでで午前中いっぱいを要した。午後は仮固定しただけの天幕シートを最終的に固定した。組み立ての豊富な経験を持つ近所のT氏が偶然、我々を見かけ、近づいてアドバイスをくれた。天幕シートの妻部分への固定は最初、上面と妻面の角になるパイプ部分に余長部を引き寄せてその上からパッカーで固定していたが、これでは風が吹いたときにパッカーが取れてしまい、余長が解放されてたるんでしまうことから、角部分のパイプで折り返して妻部分に引っ張り、地上140㎝のビニペット部分で固定するようにアドバイスを受けた。妻面はアーチ状に湾曲しており、楯しわが生じるが長さ方向の堅固な固定を優先する。次に東西側面を140㎝部分のビニペットで固定し、換気部分に相当する余長のシートが自然に地上に垂れ下がってくるが、このシートをパイプにパッカーで固定し、巻き上げ機で巻き上げられるようにする。パッカーの仮固定はしない方がよいとアドバイスを受けた。挟む力が強く、取り外すとシートに穴が開いていて、修理が必要となる。接着テープで穴をふさいだ。以上のような手順を経て、夕方には一応の完成にこぎつけた。

やっと完成したグリーンハウス10月22日

今日は10月24日である。雨のため、農作業は中止。グリーンハウスはまだ一部、追加で換気シートを風で持ち上がらないようにするため、紐で抑える必要がある。その部品マイカは購入してあるが、紐で抑制していない。グリーンハウスの中は外よりも温度は高く、湿度も高い。早速、観葉植物や育苗用のポットなどをハウス内に搬入した。鳥害や防虫にも優れ、風や温度など環境も良い。

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