グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

運搬車の復旧

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農機のひとつに重量物を載せて田畑や農道をゆっくり運ぶ運搬車がある。昔はリヤカーという人力の運搬具があったがそのエンジン駆動版である。人が横を歩きながら、操縦する。乗って運転するようにはできていない。だから、非常にスピードは遅い。コンバインで収穫した籾を運ぶために運搬車が要る。中古の運搬車を最寄りの中古農機屋さんで見つけてどのくらいの売値か聞いたが、10万円以上とのことである。いつまでも壊れないで何にでも使えるので底堅い需要がある。

最新のコンバインでは農道で軽トラか運搬車に籾を受ける容器を載せ、コンバインから長い筒で貯蔵した籾をそこへ掃き出すことができる。私の古いコンバインは専用の籾袋に詰めて、籾でいっぱいになったら籾袋を交換しながら、刈り取る。そしてその籾袋をコンバインから運搬車に載せ替えるのは人力で行う。

運搬車を買い替えるのはそれなりに高いので、とりあえず使えないか、我が家にある屑鉄に近い運搬車を復旧することにした。ボディもエンジンもタイヤも見た目、かなり、痛んでいる。前輪が潰れてパンクしているように見えたが、空気を入れると元通りに膨れてチューブは大丈夫である。次はエンジンである。ガソリンエンジンであり、点火プラグを交換して、エンジンオイルを追加した。ガソリンタンクにガソリンを少し入れ、ストレーナについているバルブを開にしようとしたがバルブが固くて動かないが少しづつ動かしてなんとか開にしたがストレーナを外して溜りをみてもガソリンが溜まっていない。水抜き剤を入れて、ガソリンが流れるようにしばらく待ってみることにした。一方、始動用のコイル(紐)を固定しているボルトがひとつ無いのでコイルを引っ張ってもスムーズに引き出せない。ガタガタと振動するので、ボルトを購入してしっかり固定した。コイルが安定して引き出せるようになった。さらにエンジン停止用のスイッチが壊れて外れている。スイッチを交換できればと考えたがとりあえずはつながっていればエンジンは始動できるはずなので、スイッチがONになるように取っ手をテープで固定して、エンジンを始動したが懸かる気配がない。よくよく見るとガソリンタンクからストレーナに至る燃料パイプに亀裂があり、ガソリンが沁み出ている。どうも、キャブレターにガソリンが供給されていないようだ。

農機資材の店に行って、燃料チューブを切り売りしていたので1mほど買ってきて、ついでにそのチューブに合ったホースバンドも1組購入した。これらはエンジンの消耗品であることを理解した。早速、チューブを交換するとチューブ内をガソリンが通っていくのが見えたがエンジン始動を試みるが連続回転する気配がない。ストレーナを外してみるとガソリンが溜まっていない。ストップバルブが機能していない。そこでガソリン供給チューブを外して、ストップバルブを取り外し、レバーを開にして針金を通そうとしても貫通しない。穴がふさがっている。細い針金で掃除したり、バルブを分解して、貫通できるようにした。そしてチューブをつなぎこんでガソリンがストレーナに注がれることをバルブを回して確認した。そして、コイルを引っ張ると、音が変わり、何度か繰り返すとエンジンが始動した。キャブレターのつまりを心配したが問題なさそうである。しばらく、運転して停止させた。ストップスイッチを回して止めた。このスイッチはガムテープで抑えているが、機能している。後輪のタイヤは重量に耐えられるように片側に2輪づつついている。表裏のタイヤに空気を充填した。エンジンの動力を後輪に伝えるシャフトとギアボックスが見えるがギア用オイルを補充しようと充填口を探すが見つからない。ギアボックスの外観は白いさびが浮いており、潤滑オイルが十分なのかどうか心配である。

エンジンを掛けて、手動でガレージから引き出し、外でクラッチを操作して前進・後進、速度ギアなどを確認した。クラッチはエンジンの回転を駆動シャフトに伝えるベルトを緩めたり、締めたりして伝達する方法であり、緩めてもある程度は動力が伝わるので動いてしまう。とりあえず、これで使ってみることにする。

エンジン不調、その整備

10月14日に試運転のため、実際に200m程度離れた田まで運搬車を引き連れて往復してみた。途中、急な坂があり、下りはよいが帰りには昇りとなるが、ここでエンストしてしまった。どうも、アクセルを引いてもエンジンが吹かない。却って停止しそうになる。不調であり、10月15日にもう一度点検する。キャブレタークリーナーを吹きかけ、エンジンの回転をあげてみるが、直後は自発的に高回転となるがしばらくすると元にもどってしまう。吹かないので、エンジンオイルを見てみるとガソリンが混じり、薄くなっているように見える。量もオイルの入口を開けるとあふれ出てくる。そこでチューブを差し入れ、サイフォンを利用してエンジンオイルを吸い出し、新しいオイルに交換した。プラグも掃除して、何度か始動コイルを引っ張るとやっとエンジンが連続回転した。キャブレタークリーナも少し吹きかけ、アクセルを引いて、エンジンが高回転を維持することを確認した。どうもエンジンオイルが良くなかったようだ。つまり、キャブレターの機能が良くないということだろう。明日16日の本番(籾袋の運搬)にはしっかり、動いてほしい。

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