グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2020年5月20日
から Mat Grimm
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スイカ追加定植とカボチャの草取り

苗代にカンレイシャトンネルを作っていたがもみ殻が風で飛ばされてもみが見えている状態であったので、再度もみがら燻炭で被覆することが昨日のトンネル作成の続きとして残っていた。今日は朝一番にこの籾殻燻炭まきと水回しを行った。カンレイシャの縁を溝に押し込んでいたのを引き出し、少し開けて手で燻炭を播いた。再び、溝にカンレイシャの縁を差し込み、トンネルを閉じた。意外と短時間で終わった。水回しは水路から苗代の周囲の溝に水をいれ、一度全周に水が行き渡った段階で入水を止め、水を排水する。溝の傾斜が奥ほど浅くなっていないので排水で奥に水が残ってしまう。これを改善する必要がある。

その後は農事に余裕があるので大玉スイカの定植をおこなう。最初の4株の後、追加で3株が発芽していたので、この3株を定植する。カボチャの畝に続けて植える。定植後はカボチャの株元の草取りを行う。カボチャの成長の良好な株は花が咲き、すでに小さな玉(実)ができていた。人工授粉ができればよいがそんな時間はない。放置する予定。また、カボチャの整枝や摘心などが必要かもしれないがやり方を知らないので放置することになる。

2020年5月19日
から Mat Grimm
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苗代の寒冷紗トンネル

5月15日に播種して4日後の今日、まだ発芽はほとんど見られない。一昨日は台風崩れの大雨で昨夜から今日いっぱいは強風で苗代の籾殻燻炭がほとんど飛ばされてしまった。発芽環境としてはとても厳しいと思う。苗代を見ていてふと小鳥が来ているのに気づき、鳥対策をしていないことに思い至った。防鳥糸やテープも考えられるが、もう一度、井原氏の本を読んでみると、育苗の最大の課題はヒメトビウンカだそうで、そのためにカンレイシャトンネルで囲う方が管理しやすいとある。もし、カンレイシャトンネルを設けるならば鳥も同時に防ぐことができる。早速、幅2.1mの寒冷紗を10mのもの2枚を購入し、筧氏が記載している方法に準じてトンネルを設置した。すなわち、幅1mの線を引いて、その内側に種を播き、その線に沿って、切込みを入れ、この切込みにトンネルの縁を差し込むというやり方である。トンネルの骨は1m幅の線の内側に差し込み、トンネルを下から支える。今日は良く晴れて風もあったので、苗代の表面は乾燥して硬くなっていた。包丁で1m幅の線に沿って、切込みを入れたがこの切れ込みを少し広げてカンレイシャの端を押し込むために切れ込みを開く必要がある。これは特別な移植͡͡コテを使った。力が入りやすく、かつ深く、差し込むことができ、開くこともできる。トンネルのハリは2m長の金属を使ったがカンレイシャの幅が広く、1mに近い幅のトンネルではすこし布が余ってしまう。同時にトンネルの上からも金属製の針金で抑えることにした。風で播き床の籾殻燻炭が飛ばされてしまったので、もう一度、燻炭を播きたかったが、時間がなくて、そのまま、寒冷紗で囲ってしまった。明日も晴れる予定なので、明日は水を回して、水分を吸収できるように与えることにする。籾殻燻炭で覆う方が発芽しやすいと思うのでもう一度、トンネルの固定のための差し込みをほどき、燻炭を振りかけたい。

2020年5月18日
から Mat Grimm
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ふだん草の定植

なかなか時間がなくて延び延びになっていたふだん草の定植を行った。ふだん草はホウレンソウと同じくアカザ科の植物で中性に近い土壌を好む。それに気づく前にマルチをしていたので恐らく酸性土壌であろうと思う畝に当初の予定通り、定植することにした。5月18日で雨が降り出す前に急いで定植した。ポットに3から5株も生えており、根鉢が回っているので苗はすでに老化が始まっている。根を洗うような手荒い扱いで1株に分けながら、52株を定植した。果たして、このような扱いでうまく活着するかどうか自信はない。レタスとは違うが同様に株毎に収穫することになろう。

2020年5月18日
から Mat Grimm
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緑肥の漉き込み・元肥施肥

5月18日の今日、フィリピン海域で発生した台風1号が温帯低気圧となって九州地方に大雨をもたらし、午後にはここにも雨が降る予定である。昨日、緑肥としてからし菜を生やしていたが刈り払い機で倒した。それほどの密度で生えていないので直接、トラクタで漉き込むこともできそうであるが、雨の前に倒して、雨で少し柔らかくしてからトラクタで耕耘しようと考えていたが、次はいつ土が乾いて耕耘できるかわからないので、今日の午前中にトラクタで漉き込むことにした。合わせて、鶏糞を元肥として振る。反当たり5㎏相当の窒素成分を施すので7畝の区画には11袋、5畝の区画には8袋を朝早くから播いた。その後、トラクタでPTOは1と最低の回転で時速4㎞というスピードで漉き込んだ。5畝の区画ではからし菜を刈りはらうときに半分の長さの高さで刈りはらった。これにより、からし菜の長さが50㎝くらい以下に短くなっている。一方、7畝の区画ではほぼ地面すれすれの高さで刈りはらったのでからし菜の長さが1m以上と長くなってしまった。やはり、案の上、7畝の漉き込みの際、ツメの回転軸にからし菜が絡まり、時々止めて、除去しては続行した。5畝の方はほとんど草が絡まることはなかった。5畝の方がからし菜の密度が薄い点も寄与しているかもしれないが、やはり、短くしておく効果はおおきいと思う。漉き込みには「青いつめ」という製品が推奨されている。麦やあぶらななどの緑肥の漉き込みに強力な効果を持っているらしい。最寄りのトラクタのディーラーに聞いてみると青い爪は一番反転効果が高いそうである。通常のナタツメに比べて幅が広いそうである。今回はそれほど緑肥が繁茂していないので通常の爪でいけるだろうと考えた。また、耕耘の深さは一回目は10㎝くらいが推奨されていたので私の場合には標準の深さにした。おそらく、10㎝くらいであろう。後で測ってみる。次は五日後にもう一度、耕起する。雨があがり、乾くころとなり、ちょうどよいと思う。

2020年5月16日
から Mat Grimm
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パプリカの定植

食用のパプリカから採取した種が発芽して苗になっていた。小雨がぱらつく中、メロンの畝に50㎝の株間で2条にパプリカの定植を行った。ポットには2株づつ苗になっているものが多く、取り出して1株に分けて植えた。全部で77株にもなった。雨模様なので定植後の水やりを省略したが何本か枯れるかもしれない。メロンの畝は1m毎に置き肥をしているので、株間50㎝では肥料から近い二株と遠い二株が交互に繰り返して植えられている。成長にどう影響するか確認したい。本日は5月16日で昨夜から雨で降ったり止んだりがつづいている。ここ2,3日はこのような不安定な天候がつづく模様。

2020年5月16日
から Mat Grimm
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小玉スイカとまくわうりの定植

五月は農事作業が忙しい。優先順位の低い小玉スイカと「まくわうり」の定植を小雨の中で行った。それぞれ、5株と6株であり、管理しやすい、近い菜園に植えた。小玉スイカは昨年の自家採取の種でまくわ瓜は購入した種から育苗したものである。やはり、3葉くらいから成長が鈍い。おそらく、ポットでは肥料が足りないのだろう。早く定植した方が成長する。昨年、小玉スイカはほとんど管理らしいことはしなかったがそれでもたくさん実をつけてどれも甘くおいしかった。この種が同じ性質をもっているかは不明である。もし、一世代交配種であれば性質はボケてしまうだろう。しかし、夏の暑い時期に冷たく冷やした甘いスイカやウリは歓迎だ。余り気に掛けないで放置して栽培するつもりである。

2020年5月15日
から Mat Grimm
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種もみ播種

浸種を10日間行い、鳩胸状態には達していなかったが取り出して二日間ほど冷蔵庫に入れ、播種の前日に取り出した。しかし、冷蔵温度が低く、ネットの下の方は凍結していた。慌てたが、野菜室ではなく、肉や魚を保存するところに入れてしまったのだ。うっかりミスである。嘆いても元にはもどらない。凍っていないモミを新聞紙に広げて乾燥させた。今日5月15日は播種の日である。種もみを2合ごとに小分けして12合を乾燥させた種もみから取り出せた。反当たり八合の種もみが必要なので1.5反の苗を用意している。笹村氏の本に従い、苗代の短冊を作り、前日に水を抜いて苗床を乾燥させてある。ここに幅1m長さ3mを一坪とみて、2合のモミを播いた。土ボカシを別途作ってあり、これを二平方メートル当たり1㎏だけまく。最後に籾殻燻炭を種が隠れる位まで被せる。そして、板で鎮圧する。これを一坪分ずつおこなった。五日後の発芽を期待する。

2020年5月15日
から Mat Grimm
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緑肥と元肥

イネの水田の元肥として反当たり4㎏の窒素が必要と言われている。緑肥を元肥として漉き込むので緑肥の重量を測定する。単位面積当たりの緑肥重量を実際に草刈り機で刈り払い、その重量を測定した。緑肥としてからし菜の種を播いたが場所によって成育にばらつきがあるので、4カ所を測定した。その一平方メートル当たりの重量は194g、343g、507g、223gであった。平均すれば316gである。赤木氏によれば1.7㎏くらいないと抑草効果は期待できないらしい。また、足りない部分は鶏糞を振るということである。生草の窒素成分は重量比0.1%以下であり、ほとんど寄与しない。いずれにしても現在の田んぼは腐熟が少なく、土地が痩せているということだ。元肥として、窒素分反当たり4㎏をどうやって確保するか。醗酵鶏糞では窒素成分2.3%のものを使っているので、窒素成分4㎏は反当たり醗酵鶏糞173㎏となる。米ぬかを使用する場合もほぼ同じ窒素成分(2~2.6%)なので同量となる。米ぬかは雑草抑制効果を期待できる。「小さい田んぼでイネ作り」の著者である笹村氏によれば元肥として米ぬか(ソバ粕)を反当たり100㎏~200㎏を使用している。窒素成分は、ほぼ4㎏と一致する。
 有機稲作りをやっている友人に肥料を尋ねたところ、反当たり、米ぬかを150㎏(10袋)を秋に、次に春の粗起こしに(田植えの1ケ月以上前)、そして田植え直後の苗の活着時の3回にわたり、施肥している。米ぬかの他には秋に落葉を入れているということである。3回目の米ぬかは抑草効果を目的としている。友人の3回米ぬか施肥の窒素分は4㎏相当は元肥として十分に入っている。秋や田植え時の米ぬかは苗の初期成長にはあまり寄与しないと考えられる。私の場合、緑肥の分解エネルギー分を加えて窒素成分5㎏を施肥する。鶏糞は緑肥の漉き込みと一緒に振って土と混ぜる。

2020年5月13日
から Mat Grimm
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浸種その後と苗代仕上げ

5月2日から浸種を開始して、10日が経ち、鳩胸状態にはまだなっていないが、本日5月12日に浸種を終了した。そして、ポリ袋に種もみをネットのまま入れて冷蔵庫に入れた。5度Cの環境である。このまま、2日間冷蔵して、14日に取り出し、15日に播種の予定である。

ほぼ15度以下に保っている

10日間後にもみの状態を見たがまだ鳩胸状態にはなっていない。しかし、膨れているのでここで終了した。笹村氏の本によれば鳩胸になっていなくても種まき予定時期に引き上げて冷蔵することで目を覚まし、播種することで一気に芽を出すということである。他のネット情報でも浸種時間は10日間を超えない方が良さそうである。発芽率が下がる可能性がある。播種前日に冷蔵庫から取り出し、陰干しして播種する。
5月10日に2回目の苗代の代掻きを行った。少し、雑草が生えてきたことと1回目の代掻きでまだ耕耘の深さが均一でなく、浅いところがあったためである。そして、幅110-120cmの短冊を作った。周囲に浅い溝を掘り、少しだけ短冊部分を高くした。そして、高さを均一になるように土を移動させて、刃口と呼ぶ農具で表面を平らに均した。水位を調整しながら、5月11日、12日にこの均平を行い、最後に短冊が隠れるくらいに水を張って14日まで待ち、その後水を抜いて15日に播種する予定である。

2020年5月7日
から Mat Grimm
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赤シソのポット移植

赤シソのジュースを知り、飲みたくて赤シソの種を播いていたが、たくさんの苗を育てるために2段階で育てる。まず、連結セルに一粒づつ種を播き、発芽したものをポットに移植して大きくしてから露地に定植する。3月23日に98個のセルに種まきしていたが今日5月7日に34株をポットに移植した。発芽していたが、途中で枯れたものもあるが発芽率はそれほど高くない。セルから移植するときに苗をセルから引き上げると驚くほど根が長いことに気づく。ポットの土として、2種類を使う。ひとつは草や木を焼いた灰を積み上げて堆肥化した土をふるいに掛けたものでかなり軽い土である。もう一つは種播きに使う培養土でかなりふわふわに作られている。土がどの程度生育に影響するか確認したい。ポットである程度大きくなれば露地に定植する予定。ホームセンターではすでにシソの苗は出回っているので、定植の時期は来ている。

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