今年も約30mの畝1本に落花生を栽培しているが、3回に分けて収穫した。1回目11月3日、2回目11月16日そして今日11月30日である。昨年は10月22日から収穫を始めて11月16日に終了しているのでやや遅くなっている。一部、落花生の地上部が枯れて株を引き上げても、茎がちぎれて豆を取り出すことが困難になりそうになったので、急いで掘り出した。昨年は5月10日、今年は5月13日に種まきをしている。今年はうまく発芽しなくて種まきを何度かやり直したため、収穫も遅くなっている。大きくて茹でて食べるとおいしい品種「おおまさり」を増やしている。2条の株間50cmで直に種まきしているが、欠株に備えてポットにも蒔いている。収穫までは除草と土寄せを行うが、どうしても遅れ気味となる。生育もそれに影響される。特に夏は乾いて樹勢が弱くなる。それにも係わらず、落花生はそれなりに良く育ってたくさん獲れた。
私は長く千葉に住んでいたので、落花生は茹でて食べるのが普通であったが、ここ高松では茹で落花生はあまり知られていない。生の落花生を産直で見かけるのは稀で、余り売れていないようだし、茹でた落花生は販売されているものをみたことがない。千葉ではピーナッツ味噌やピーナッツバターなど加工品も豊富で時々、取り寄せて楽しんでいるが、まだまだこちらではなじみの薄い関東の味なのであろう。茹で落花生を親しい人に分けるとどうも癖になってやめられない味になるらしい。収穫した落花生はすぐ茹でて、そのほとんどは冷凍にしておく。そして、解凍しながら賞味する。
落花生の栽培・収穫
2022年11月30日 | 0件のコメント