グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

稲作のまとめ

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来年も稲作をやろうと思うが、どのくらいの費用が掛かっているのかまとめてみる。人の労働やすでに持っている農機は除外し、イネ作りに実際に新に支払った費用である。費用を2つに分ける。毎年発生する直接費と耐用年数の長い設備費に分ける。種もみ費や肥料代、乾燥・籾摺りの外注費を直接費として3万6千円、コンバインの修理費、水草除草アタッチメント、田植え定規などの設備費が12万円である。今回のお米の出来高は玄米で427㎏で屑米が40㎏程度である。ざっと7俵の出来高であった。設備費の耐用年数を5年とすると年あたり2.4万円だから、直接費と設備費を合わせて6万円となる。1俵あたり8千600円となる。この辺りの米の市況の半分くらいである。

今回はビギナーズ・ラックと言える幸運に恵まれている。種もみは品種「にこまる」全量を購入した。私の地域では「ヒノヒカリ」か「コシヒカリ」である。「コシヒカリ」はおいしいが早生であり、中晩成の「ヒノヒカリ」に近い「にこまる」にしたことで、代掻きや田植え、稲刈りなど回りの稲作作業を見て、対応することができた。もし、コシヒカリであれば、スケジュールが先行するので遅れた可能性が高い。

完全無農薬とするため、水苗代で5.5葉の大苗(5月15日播種、6月20日田植えの36日5週間)を育苗し、1本または2本の坪36株の尺角手植えとして、深水でヒエを防いだ。また、元肥として2月にからし菜の種を播き、田植えの1月前に漉き込み、と同時に鶏糞を反当たり窒素分で5㎏を投入した。地域の水路の放流が6月17日から開始となり、この日から代かきを一度だけ行い、19日―20日で田植えをおこなった。代掻きを2度できれば、均平や抑草に効果があったかもしれないが、私の地域では水放流日の前倒しの選択の余地はなかった。さらに田植え後、抑草のため、4日以内に米ぬかを反当たり8袋(15kg)散布した。これは元肥ともなっている。したがって、やや過剰な元肥となっている可能性がある。除草のための田押し車による中耕を行ったが草刈り機にアタッチメントをつけてモーター駆動の中耕を都合、2回行った。稲刈り時にはヒエが目立つほどあちらこちらで稲の屋根から突き出してきて、除草が不十分であったことを認識した。本来は縦横をそれぞれ2回、計4回中耕を行うべきであったが、結構、大変な労力である。しかし、抑草は結局、米ぬか、深水、中耕のみであり、その割には雑草が少ない。

穂肥については迷ったが結局、与えなかった。1反で7俵止まりであったのは穂肥のせいかもしれない。しかし、稈長が1mを超え、徒長気味であったのでタイミングを間違えると病気を呼び込むと思い、止めた。多収よりも無病を選択する。稲刈りをやっていて、ところどころ、稲株が白くなって枯れているのに気が付いた。いもち病らしい。もっと病気について知る必要がある。

稲刈りの時期は積算温度や水分率で判断すべきであるが道具がなく、結局、周囲の稲刈りより、1週間程度遅くなって稲刈りをした。出穂はマニュアルでは8月28日頃であるが、稲刈りまで標準で42日からすると10月10日頃であるが実際は16日におこなった。地域の水路の最期の放流が9月23日であり、この日以降に台風が2回近づき、雨があり、田が乾いて稲刈りができるのは10月7日~10日頃と10月15日~16日頃であった。手伝いや乾燥・籾摺りの予約に合わせて、運よく、稲刈りが16日にできた。

稲刈りを手刈りにして、稲架かけをして、干して、脱穀をするという方法も考えたが、稲架かけの竹竿の調達や脱穀機の調達が課題であり、中古のコンバインを修理して使うことにしたが、修理費は嵩んだが5年は使いたい。籾の乾燥と籾摺りを自前でやろうとすると残念ながら、収納する建屋がなく、外注することにした。玄米の外観品質も外注により、機械選別を行うことで保たれていると思う。

得られた玄米を早速、精米して食べてみたが、新米ということもあるだろうがとてもおいしい。完全無農薬でこれだけのお米が1年目から採れたのは大成功というべきであろう。天地の神、そして友人・親類・家族に感謝したい。

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