雪のように白い肌、血のように赤い頬や唇、黒檀の窓枠のように黒い髪の王女は白雪姫と呼ばれました。物語に出てくる沢山のアイテムが興味深いです。
魔法の鏡、森の小人たちの家、物売りお婆さんが持ってくる飾り紐、毒を塗った櫛、半分毒のリンゴ、ガラスの棺、
最後は、王子さまと結婚するハッピーエンドのようですが、真っ赤に灼けた鉄の靴を履かされた継母が死ぬまで踊り続けてさせられるという魔女裁判のような終わり方はドイツのグリム童話ならでは。長いストーリーはディズニー映画や子ども向け絵本など、いろいろなバージョンで楽しめると思います。
第一子の長女が生まれた時に、白い肌と赤い頬と赤い唇と少し茶色い黒髪だったので、白雪姫の本を思い出し、実母の思いを実感していました。本当に。。。
まだ、初々しい母親でした。
森鴎外は、子煩悩だったようで、森茉莉などの子ども達に絵本も読んでいたそうです。白雪姫は“ゆきしろちゃん”といつも言っていたそうです。ドイツ語堪能でしたしね。