グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

無肥料畝のかぼちゃ・スイカ・メロンの状況

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 現在、用意した5つの無肥料畝にNo.1の畝には3月24日に芳香南瓜の種を1粒ずつ30穴に埋め、キャップをしておいたが、20穴で発芽し、4月10日に10穴に追加で2粒ずつ、種まきした。そして5月4日に苗も大きくなり、10℃を下回ることもなくなってきたのでキャップをすべて取った。カボチャは生命力が旺盛であり、余り気を使わなくても育つと思われるが、同時期に種まきしても苗の生育にはばらつきがある。芳香南瓜は固定種で昨年のかぼちゃの実から採取した種を使った。
 No.2の無肥料畝にはスイカを植える予定で、露地の二重トンネルに3月5日に種まきした大玉スイカ10粒の内、3本発芽したものを4月11日に定植した。今年はグリーン・ハウス内に温床を作り、ポットに種まきしたが発芽率が非常に低かった。特に発芽温度の高いスイカはほとんど発芽しなかった。夜に10℃程度まで気温が下がると影響を受けるようだ。露地の二重トンネルに4月9日に黒玉スイカ(14粒)と小玉スイカ(ハニーブラック10粒)の種を蒔き、発芽した苗(13株と7株)をそれぞれ、7株、6株をNo.2に4月28日、30日に定植した。その後、時々、生育状況を見ているがカボチャ程、元気のあるものはないが枯れそうでもない。スイカを畝に直接、蒔くことは躊躇している。発芽地温が25℃~30℃と高いので、二重トンネルほど保温は良くないのでさすがに5月6日の今日でもまだ蒔いていない。安い種で試そうと思う。
 No.3の無肥料畝にはメロンを予定している。放任栽培で高糖度の品種である「ムーンライト」という品種をグリーンハウスの温床で育苗を狙ったが、スイカ同様、全く発芽しなかった。昨年の放任栽培でもたくさん獲れた実績のある品種「ロジたんメロン」16粒を追加で3月8日に同じグリーンハウスの温床に撒いていたが、13粒が発芽したので、これを4月11日に畝に定植してキャップを掛けてある。苗を見ると活着してはいるがそれほど大きく生育していない。まだキャップを取っていない。強風や雨などから守る必要がある。5月4日に6穴にメロンの種を直接、畝に撒いた。発芽するか確認する。
 No.4は空けてあり、No.5に二重トンネルで発芽したカボチャの苗(3月5日種まき:えびすを中心としたいろいろ)を4月6日に22株、11日に6株を植えた。無肥料畝には種から発芽して生育する方が糸状菌とうまく交流ができるらしいので、大きな苗を植えても生育するか懸念していたが、今ではばらつきはあるものの活着しているようである。しかし、生育は肥料を与えた通常の畝に比べるとやや遅いという感覚である。植え穴を掘るとき、枯れ枝やもみ殻をかき分け、底土まで達するまで穴を掘るが、枯れ枝には白いカビ状のものが見える場合があり、糸状菌が繁殖していると推定される。しかし、穴によっては見えない箇所もあり、それが生育のばらつきに表れていると考えられる。もう、少し様子を見る必要があるが、無肥料畝はさすがに生育は限定的なのかもしれないとも思う。

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