グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

トマト・ナスの温床種まき

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温床というよりも冷床かもしれないが二重トンネルの苗床を作り、そこにトマト・ナスの種まきをした(2月28日、21年)。初めての試みなので発芽しないかもしれないので、種の半量をつかい、残りは従来のグリーンハウス内の温床ポットに種まきする予定である。二重トンネルの作り方は「井原豊氏ビックリ野菜教室」の方法に従う。北風を防ぎ、日当たりの良い、建物の南側でさらに白壁で反射するとよいがそのような場所はないので、通常の畑の畝の一部をあてる。苗床になる幅1.5m、長さ5m程度の畝に施肥し(鶏糞1kg/m、過リン酸石灰100g/m)、均した後、鎮圧する。30㎜厚、1.5m長の厚い板を使い、その上に載って固く鎮圧をする。そして、レーキで種まき用の横筋を引き、両側にも縦筋を引いて20段の梯子状の播き溝を作り、各横溝に5粒ずつ、種を播いた。トマト50粒、ナス50粒である。軽く覆土し、その上から籾殻燻炭を畝全体に薄く被せた。保温効果と湿度保持を狙う。その上から、先ほどの板の上に載って、体重で鎮圧して、畝全体を均一に硬く締める。そして、不織布をその上から被せて潅水する。不織布は2.5m長の短いものがあったので、半分だけ被せた(トマト種まき領域)。そして、短いトンネル用鋼竹で内側のトンネルを作り、透明ビニールを被せる。そして、その外側に長い鋼竹でトンネルを作る。外側の透明ビニールは畝の両端に杭を打って、そこにビニールの端を結びつける。トマトの発芽適温は25度~28度、ナスの発芽適温は20度~30度とある。特にナスは夜間20度前後、昼間は30度前後の温度と変化が必要となる。夜間はトンネル外と2-3度しか差がないから、夜間20度近くなるにはかなり先であろう。この頃は夜間の最低温度はせいぜい10度未満である。このままでは発芽は難しいと予想されるが、時間を掛ければ累積温度で発芽するという性質(お米など)もあるかもしれない。それに期待したい。

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