グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

ダイコン栽培

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 ダイコンの栽培方法もほぼ固まりつつある。ダイコンは移植ができないので、露地に種を播いて、発芽したものから、間引いて1本に選別する。秋冬ダイコンは株間50㎝で2条としている。20m長の畝を充て、80本のダイコンを育てる。ダイコンの畝を決めると、堆肥やもみ殻を漉き込んでふかふかの土にする。ダイコンの肌が荒れたり、又根にならないように細かく耕耘する。そして黒マルチで被覆する。
 今年は8月6日にもみ殻燻炭を散布してトラクタで耕耘し、8月24日、9月9日にもトラクタで細かく耕耘している。そして、9月11日に鶏糞を溝施肥して、黒マルチを被覆し、種まき、防虫ネットでトンネルを作る。
 1か所に1粒か、2粒を播いており、発芽した箇所は80ケの内、44ケである。2回目の種まきを9月26日に行う。20か所は前回と同じタキイの「耐病総太り」、16か所はナント種苗の赤ダイコン「モミジ・スティック」を播いた。ダイコンは2-3日で発芽するので、ダメであれば、何回も種まきできる。
 肥料は窒素成分で反当たり30㎏と大量に2条の中央に溝施肥する。赤ダイコンはサイズが小さいので産直では安くしないと余り売れないがモミジスティックは酢漬けにしたり、サラダにしてもおいしい。今年は他にわさびダイコンも作る予定。防虫ネットは幅1.8mの広いタイプ(10m長)を2つ購入して、細い針金で網目を重ねて接続して、20mの畝に利用している。幅広でないと条間をある程度とるとダイコンが成長したときにネットを押し上げてしまう。
 防虫ネットがあっても、ダイコンの葉が虫食いになっている箇所がある。注意深く、葉を見たりしてイモムシが付いていたら、捕殺する。突然、ばっさりと茎が切られていることがある。根切り虫が隠れているので周辺を指で土をせせると大抵、出てくるから、捕殺する。3-4日毎にストチュウを散布すべきだが、間隔が空いてしまう。アブラムシが出たら、葉つきダイコンは売れない。
 ダイコンは土に埋めておけば長期に保存ができる。年末に埋めたものを3月10日に掘りだして食べている。春大根は寒さに会うとすぐトウ立ちする。2月23日に種を播いたが結局、ほとんどトウ立ちして、大きく成長する前に花が咲こうとして固くなり、食べられたものではない。春大根はもっと研究の余地がある。

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