グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

コシヒカリの落水と溝切

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  栽培のしおりでは9月20日頃の刈り取りとなっているが、近傍のコシヒカリの栽培熟練者であるU氏に見てもらい、刈り取り時期の判断の仕方、落水時期などを教えてもらった。穂先から実るので、穂の本側の粒を見て籾の中身が青くなく、穂の9割くらいが熟していれば刈り取り時期となる。まだ7割程度かと思う。その人も30日苗を6月20日に田植えしており、9月20日頃に刈り取り予定だという。そして、すでに落水しており、田の乾燥に入っている。私も9月7日に水抜きを行い、それ以来、用水を入れていないが、8日に65㎜の秋雨が降り、田は湿っている。残り10日なので田全面からの排水を良くして、乾燥しやすくするため、溝切りを行う予定である。
  コシヒカリはすでに穂の重みで頭を垂れている。箇所によっては大きく傾いている。これまで10m/s以上の強い風が吹いたという記憶はないが、5m/sくらいの風でこうなったのだろうか。ちょっと押せば倒れそうである。ニコマルと比べるとかなり倒伏しやすいことが判る。生憎、台風14号が沖縄の先島付近にあり、14,15日頃、朝鮮半島に抜けるのか、東寄りに軌道を取り、四国も暴風圏内に入ってしまうのか微妙である。倒伏しても何とか刈り取りできるように対策を考えたい。とりあえず、排水を良くして、田表を固くしておく。倒伏しても縄を張って、穂がべったりと地面につかないように支えるようにできないかと考えている。(9月10日)
  今日は昨夜の雨(15mm)で田が水浸しとなった。そこで排水を促進するための溝切りをおこなう。南側の畦に沿って、東側の水尻に向かって、溝を掘る。午前、午後の3時間くらいで60mくらいの溝を掘った。南の畦際のイネにはときどきカメムシを見つけ、手で払い、駆除した。畦草が伸びて、イネに近づき、飛び移ったものと考えられる。草刈りはやはり重要である。刈り取りの20日頃までは曇りか雨の天候が予報されており、排水のための工夫が必要である。田の外周の2辺に溝を設けたが、残りの2辺にも溝を設けたいと思う。(9月11日)

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