グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

らっきょう、そば、秋カボチャの種まき

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らっきょうの酢漬けは海外に出たときに何故か食べたくなって日本食材店で購入していた。昨年、種球根を購入して植え、6月に収穫して、妻に頼んで甘酢漬けにしてもらった。漬物容器の3分の一位になっているが大事に食している。5-6個は一度に食べるので、来期までには消費してしまうだろう。夏は暑くて食欲が落ちるがらっきょうはそのようなときに欲しくなる。収穫した中から大きめのものを種球根として、取り置いたものを30個を植えた。昨年の施肥については記録がないが、今年は球根の真下に醗酵鶏糞300mL くらいをすくって埋め込み、土で軽く被覆し、直接接しないようにその上に球根を植えた。根はそれほど遠くまで伸びないと予測されるので、そうした。1.2m畝に2条、株間30㎝程度で5mくらいの畝に植えた。1ケ月後頃には除草と土寄せが必要である。

そばを近所のYさんにごちそうになる機会があり、そばつくりに俄然、興味が出てきた。Yさんはそばを栽培してさらにそれを脱穀・製粉を自ら行い、そば粉を得て、それを使って手打ちそばを振舞ってくれた。石臼をモーターで駆動する方式を自作している。DIYのお手本のような人である。そこで今年はそば作りをすることにした。お盆明けに種を播くと良いというが今年は酷暑のため、発芽が心配である。

いつもの種苗店で100m2(1畝)分の種を入手した。品種は不明である。地元に向いた品種であろう。50m2で20人分のソバが取れるらしいので皮算用では40人分のソバということになる。ソバは水分に弱いので湿地ではつくれないが谷の水田跡しか用地がない。Yさんによれば高畝にして水位を下げれば作れるということなので、谷田No.1の北側に種を播くことにした。明渠は改めて整備する必要がある。ここはジャガイモを春に作った圃場であるが、春の長雨があると排水をしっかりしないと溝に水が溜まる。砕土を細かくすればするほど発芽率がよいということなので、トラクタでゆっくりとしたスピード(L)でロータリーの回転数を3段階にて往復耕耘した。そののち、テーラーで溝をつけ、畝幅60㎝、5畝とした。ここに種を本来であれば、種まき器で1歩当たり20粒を播くのであるが、無いので手で1歩当たり20粒を目安にばら撒いた。30m・5畝でほぼ消費するくらいに播いた。最初はやや疎になり、全畝を播いた後に残りの種を最初の畝に追加で播いた。密度は機械ほど均一ではない。最後に種を播いた畝を足ふみして鎮圧した。酷暑で雨も降っていないので、乾燥している。鎮圧した方が水が上がってくる。

種苗店で「今まく種の野菜」のコーナーにカボチャがあったので、店員に聞くと、冬至に食べるカボチャは今から作ることができるとのことであった。カボチャは今年は7月末まで梅雨が明けず、長雨で根腐れを起こし樹勢が衰え、8月になると酷暑で乾いたため、はやばやと収穫を終えて、カボチャの樹を整理している段階である。さっそく、カボチャの種を冷蔵庫から取り出し、ポットに播いた。試しなので9個のみとした。うまくいけば、冬至のカボチャが楽しめるかもしれない。

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