田植えを6月19日、20日に行い、1回目の除草は28日~7月1日であった。2回目の除草を本来ならば1週間後の7月6日から始めるべきであったが、今日(7月10日)になった。梅雨前線が北上したり、南下したりで雨が頻繁に降るので、タイミングが難しい。すこしの晴れ間を見て、久しぶりに田植え長靴を履き、水田に入った。
稲は驚くほど、しっかりとして緑が濃くなっている。そして、雑草もやはり成長している。今回は雑草は見つけたら、除草機のパワーを下げ、手で引き抜きながら除草を一条ずつ行っていく。欠株用に小さいバケツに苗を入れていたが、ほとんど欠株はなかったのでそれも外した。弱々しい苗の一本植えも前回の除草ではそのままにしたが、今回、そのような枯れそうな苗は見かけていない。稲の生命力はかなり強い。
No.4の南側から始めたが、やはり、水深が浅く、時々土が露出する箇所はヒエが頻繁にあり、進行が遅くなる。水尻の東側は恐らく水深は10㎝はあると思うが、ほとんど雑草は生えていない。米ぬかによる抑制も効いているのかもしれないが、水田を厳密に均平にして、深水にすれば雑草は抑制できると確信する。
同じNo.4の田の西側は地面が高く、今回稲を植えていない。この個所に雑草が激しく生えてきたので、トラクタで代掻きを行い、草を土といっしょにかき回して除草した。そして、仕上げとして、均平にすべく、高い箇所から土をロータリーのカバーをスプリングで抑えて移動させることを試みた。南側(高い)から北側(低い)へカバーを下げて移動し、土を運んだつもりである。水が入っているのでどの程度の均平化が行えたかの確認はできていない。今後、干上がった時に見える。トラクタの使い方を研究すべきであろう。
谷田No.5の2回目除草
記録として残すために、No.5の田の2回目除草について記しておく。No.4の田に10日と11日を使い、No.5の田は12日の午前、午後を使い終了した。No.5の田はNo.4の田に比べると高低差が余りなく、したがって、雑草がすくないので除草も短時間で終わる。高低差はそれほど重要である。
私は除草をIDEC社の水草トリマーで条間のみを行ったが、私が除草を行っている時にその近所の田んぼでエンジン自走式の中耕除草機で除草を行っているところに出会った。詳しくは遠くて見えなかったが2条式のようでとても早く除草(もしくは中耕)が終わっていた。私のように大きな雑草を手で引き抜きながら水草トリマーを走らせているのとは違って、田をすいすいとかなりの速度で自走式機械で横切っているだけであった。