グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

8月7日イネの生育状況

| 0件のコメント

このところ、イネの追肥をするかどうか、どの時期にいくらするかなど決めかねていた。今日は8月7日で出穂の21日前に相当する。出穂20日前が穂肥として最適の時期であるが、この時点でイネが肥料が効いて青々としていれば、穂肥はしない方が良い。肥料切れでは登熟が不十分になるが、窒素過剰では不要な分けつや茎の成長で病気や倒伏しやすくなる。今日改めて、イネの葉色を見たが濃い緑のようでもあり、近くで見ると若草色とも見える。窒素分は決して不足しているようには見えない。そこで、穂肥は与えないことにした。種まきから11週が過ぎ、12週目に入っている。イネの丈は80㎝から90㎝に達している。分けつ数も30本近くに増えている。少ないものでも20本はありそう。株を握ろうとしても片手では収まらない。私の手が小さいせいもあるが、株が開帳しており、握ろうとすると茎を曲げることになり、無理しないで半分くらいに2回に分けて、握った。かなり剛直な株に成育している。尺角1本植えという疎植なので株は太く豪快になっている。私が手本にしている「小さい田んぼでイネ作り」によればイネ作りの定点観測を勧めている。田植え終了後、三週目(7月20日)、穂揃い期(8月20日)に同じ場所、同じ時刻で写真撮影をする。葉齢、分けつ数、株を握った太さ、茎の太さ、葉の大きさ、背の高さをそのときどきで記録し、例年と比較して、打つ手を考える。今年は初めてで定点観測できていないが、できるだけ残そうと思う。

Follow me!

コメントを残す

必須欄は * がついています


PAGE TOP