グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

落花生の収穫とゆで落花生

| 0件のコメント

昨年は少ししか落花生が取れなくてゆで落花生をほんの少ししか楽しめなかったので、今年は30m長の畝を落花生に充てた。早くから、種をすこしづつ購入して30m畝分の種を購入していた。しかし、千葉の大粒の「おおまさり」が昨年の台風被害で発芽率が低いと種袋に書いてあった。その予想に違わず、落花生の発芽率は低く欠株が目立つ畝となった。前にも書いたが落花生の栽培の熟練者が近くに居て(Yさん)、追加苗を作る時に余分に作っていただくことができ、それを欠株の場所に植え、畝全体が満席となり、にぎやかになった。また、ときどき、アドバイスをもらいながら除草、土寄せや水やり、追肥など世話を怠らなかったので、今までにない出来となった。それでも、Yさんの落花生に比べると生育の勢いが劣っている。今年は猛暑で8月はカラカラに乾く時期がつづいたがその時にYさんは水路から時々水を引いてそれなりに水分を与えていたが私は言われるまで放置していた。落花生は乾燥に強いという認識であったから、特に何もしなかったので落花生の樹勢が弱くなってしまった。畝作りにあたり、元肥も施さなかった。本の情報では肥料が多いとうまくできないとあったので与えなかった。しかし、Yさんによれば、リン酸やカリウムなどは与える必要があり、窒素もないよりもあった方がよいという。少し遅かったが、追肥として化成肥料を播いたりした。

最初の収穫は9月の中旬ごろであったかと思う。ゆで落花生は完熟させる必要はない。むしろ、収穫が遅くなると樹を引き抜いたときに実が土の中に取れて残ってしまうので、早めがよいそうである。写真は3回目の収穫だと思うが3株分くらいの量である。実を取って、土を落として洗い、沸騰したお湯に塩を入れて味をつけ、20分ゆでて、さらに火を止めて、湯の温度で20分、蓋をして蒸してゆで落花生ができる。このゆで落花生は収穫した日にゆでることで得られるので一般には出回っていない。千葉に住んでいたときに産直でゆで落花生を売っていたが、千葉は落花生の産地であり、地元だけで手に入るものである。そして、それはとてもおいしいものである。私の地元、香川県高松市では産直でも落花生は出回っていない。作る人も少ないので、ゆで落花生を売っても、認知されるまで時間がかかるだろう。

Follow me!

コメントを残す

必須欄は * がついています


PAGE TOP