昨年、5月15日には稲の種まきをし、その13日まえの5月2日に浸種を開始している。稲作の準備が本格的に始まる。今年もため池水門の開栓が6月17日となっている。今年は稲を3種類作ろうと種もみを購入している。「にこまる」、「コシヒカリ」「クレナイモチ」の3種である。作付け圃場は同じNo.4とNo.5であるが、昨年はこれらの圃場の一部は水口側が土地が高くなっていて、それを代掻きで修正できず、田植えしなかった部分があるが、この部分の土を浚って低くしたので作付け面積は少し広がる。ニコマルとクレナイモチは中晩成で出穂時期もほぼ同じなので水管理もほぼ同様にできるのでNo.4の圃場を使う。コシヒカリをNo.5の圃場に充てる。ニコマル5アール、クレナイモチ2アール、コシヒカリ5アールの目安となる。
苗代を2本から3本に増やし、それぞれの品種を充てる。10アール当たり、苗代の播床面積は5坪、播面は4坪と見積もるので5アールではそれぞれ2.5坪、2坪となる。1.1m幅の短冊を仮定すると長さは7.5mとなる。3本目の短冊は2アールでよいので長さは3mでよい。
苗代用地は各短冊に米ぬか1袋を冬の間に2回、散布して耕耘している。三本目の短冊は米ぬか1袋を散布して管理機で耕耘して混ぜている。今回、4月下旬に水を入れ、畦塗りを行い、3本の短冊の高低差をなくすため、水を入れる。管理機で十分に田起こしをして、耕盤を平らにしておいて、水を入れて代掻きを行った。管理機のツメが耕盤より上の土を掻くように尾輪の高さを調整して何回も往復して代掻きを行う。既存の短冊である2本はほぼ同じ高さであるが、新しい三本目はこのままでは高く、削る必要があることが判った。(4月25日、26日)
苗代の準備
2021年4月27日 | 0件のコメント