今日は3月16日である。初めての稲作りを宣言して、種もみを購入し、水田予定地に緑肥としてからし菜を播種した。からし菜が発芽して、これから成長するところです。水田は2つの区画で合わせて150a(1反5畝)である。これに植える苗の種まき・育苗を行う苗代の場所を選定した。いつでも水を引き込めるという条件から、常時、水の流れている川の近くでポンプで引き込めることを確認した。5葉から5.5葉の成苗を植えるので、田植えから遡って45日から55日前に種を播く。田植えは6月25日を予定しているので、種まきは5月2日ごろとなる。したがって、苗代は種まきの2週間前から荒起こしをするが、肥料として米ぬかを種まきの1ケ月以上前に施肥する。最後の施肥は4月初めとなる。冬の間に、10平方m当たり5㎏の米ぬかを2-3回、散布すると本には記してあるが、今回が初めてで次が最後になるので、すこし多めの10平方m当たり15㎏の米ぬかを撒いた。そして、鍬で耕して土に漉き込んだ。有機肥料は効くのに1か月くらいかかるので、種播きの1ケ月以上前に施肥する。耕していると小石がたくさん、鍬に当たり、その都度、拾いあげて除去した。他に草だけでなく、樹の根や、プラスチック、金属くず、太い宿根草も生えており、まだまだ異物がたくさんありそうであった。何回か、鍬で耕しながら、除去する必要がある。
苗代は1m幅10m長、2本の予定である。反当たり、4坪の広さが必要とあるので、1反5畝では6坪の苗代が必要である。19.8平方mなので上記の2本とした。そして、坪当たり、2合(360cc)のモミを撒く。12合の種モミを用意する。これは重量では1.38㎏となる。3㎏の種もみを購入しているので、塩水選で比重の重いものを選ぶ。購入した種もみはニコマルで115g/合であった。
鍬で耕していると、田の状態が良く判る。水を引いて、その水位より少し上に種を播くが水平を出す必要がある。昨夜は雨が降り、水たまりができている。水が苗代の入口から入り、苗代を巡って、水尻から排水できるようにする。雨水の流れで苗代の水流を確認しておきたい。