グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

白菜の種まき

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  昨年、白菜の種まきを9月5日に行っている。井原氏の本では皆より1-2週間だけ遅く種まきした方が虫などの害を受けにくく、無農薬で栽培できるという。しかし、失敗したときにやり直しができるように結局、今日9月5日に種まきすることにした。発芽適温は15-30℃であり、雨がたっぷり降って、地面は湿ってちょうどよい。白菜は遅くなると外葉が開いて巻かなくなる。一昨年は種まきに失敗して、再度、10月3日に種まきして29日に定食したときにはさすがに葉が開いて、巻かなかった。9月中旬までは大丈夫と考えている。白菜の品種は白芯、黄芯、栽培期間が60日から90日といろいろあるが、黄芯の70日タイプを選んだ。
  白菜はアブラナ科でアブラムシやイモムシなど虫の好物なので、昨年はストチュウを5日毎に散布したが結局、虫害を防ぐことはできなかった。今年は種播きと同時に防虫ネットで囲い、少なくとも外からの蝶や蛾の侵入を阻止する。根切り虫だけは防ぐことはできないので、見つけて駆除する。畝は幅1.5m長さ20mで条間50㎝の2条、株間50㎝として、中央に溝を掘り、醗酵鶏糞を15㎏/10m畝長だけ埋め込む。鶏糞の上から、除草して半ば腐食している雑草も載せ、過石を50g/mだけ上から振りかけ、土で被覆した。窒素成分で30㎏/反である。前作が玉ネギであり、残留の肥料は多くないと思う。うまく発芽すれば、3粒ずつ点播きしているので間引く必要がある。点播き用に直径8㎝のマルチ穴あけ器を使い、深さ数㎝の穴を掘って、そこに種を落とし、上から培養土を薄くかけた。雨で種が流されてしまうのを防ぐため、やや深い穴にした。そして、防虫ネットを張り、虫の侵入を遮断した。3-5日で発芽するはずである。

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