今年の玉ネギのポイントは貯蔵性であり、小さくて固い玉にすることである。そこで、密植にして、黒マルチを使っていない。だから、除草をしっかり行わないと玉ネギにならない。しかし、今年は苗作りが遅れて、11月14日に定植したが、ほとんど鉛筆の太さには足りなくて細めんのような苗ばかりであった。だから、さすがに冬の乾燥と寒さで枯れてなくなったものも多い。2月21、22、27日の3回に分けて除草をおこなった。寒風の中、雑草を引き抜くのは大変であるが、実はこのような時、ヘッドフォンを付けてFMラジオを聴きながら作業をしている。耳当てとなって温かいし、すぐ時間が過ぎてしまう。小さい手鍬で草の根を掘り起こすのだが、誤って玉ネギにあたったりすることもある。玉ネギは根が小さいが、雑草は根がしっかりと深く張っており、その差に驚く。だから、雑草は上部が切れても根が残っていると再生する。しっかりと根の部分まで除去する。
追肥は遅くなると病気の元になるので、根が広がる前に行う。追肥は10㎏/反相当の窒素成分を散布する。即効性のある硫安1kgと過リン酸石灰1kgを散布した。過リン酸石灰は玉ネギを固くするためである。ニンニク、らっきょうも同様に除草と追肥を行う予定である。(3月6日)
玉葱の除草、追肥
2022年3月6日 | 0件のコメント