グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

玉ネギの定植

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昨年は11月5日に購入した玉ねぎの苗を200本定植した。100本は早生、100本は晩成の苗で、玉ねぎ用のマルチを使って、密植した。マルチを使ったので雑草は一部に限定され、地温も高めになるので生育は順調で、4月には太った新玉ねぎが獲れるようになり、産直に葉をつけて出荷した。早生品種の玉ねぎはそのほとんどを産直に出荷したが、同時に自家用として食べていたが、外観ほど美味しいとは感じなかった。どこか大味であった。野菜作りの教科書となっている井原氏の本を読んでみると、マルチを使うと玉ねぎがふやけると書いている。そして、晩成品種は自家用に貯蔵のための玉ねぎであったが、やはり、早生と同様に大きな玉ねぎに成長して、しまりがない。一般に売られている玉ねぎのような硬さがない。これが「ふやける」ということかと合点した。今年はマルチを使わないで玉ねぎを定植する。そして、たくさんの玉ねぎを得るために、試しに種から育てることにした。井原氏の教科書によれば、種8ミリリットルから1m2の苗床で500本の苗が獲れるとある。試しなのでホームセンターで購入した4ミリリットルの安い中生種を購入して、1m2に5条の筋播きをして、結局、320本の苗が獲れた。もっと獲れるかと思ったが、ほぼ教科書の通りであり、改めて記述の正確さを認識した。用意した玉ねぎの畝は500本くらいは定植できるので、追加で玉ねぎ苗を購入した。育苗した苗は中晩成であったので、早生品種を50本、赤玉ネギを50本、赤玉ネギの晩成品種を50本を購入し、11月14日(370本)、15日(50本)、16日(50本)に定植した。マルチをしてないので、草取りをしっかりやらなければ売れるほどの大きさにはならないだろう。早く植えると「トウ立ち」する可能性がある。できれば11月20日過ぎに定植するのが無難であるが、予定が立て込んでおり、この日程になった。施肥は必要量の半量を元肥として漉き込んであるので、追肥が必要である。野菜作りは結局のところ愛情だろうと思う。常に様子を見て、中耕、雑草取り、施肥など適切に手を打つことが重要である。固くしまった玉ねぎの収穫を期待したい。

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