人参は発芽するまでが大変で毎回、思うようにいかない。好光性種子なので覆土は薄くするが、発芽までは乾燥しないようにする。種袋には発芽温度20~25℃とあり、トンネル内播種でも3月初めとなっている。しかし、2月も中旬になると、春の本格的な雨が降り出す。この雨を待つように2月12日に種を播いて、もみ殻燻炭を厚めに振りかける。そこに13日に21㎜の雨が降って水分を十分吸ったので、畝を古い透明ビニルで2重トンネルにして保温を図る。種は安い時無し五寸を8m2条に播いた。一代交配のペレットは発芽温度も15~25℃とやや低温でも発芽しそう。また、株間もペレットなので手で好きに調整できるが、発芽しなかったりするとショックがおおきい。秋に播いた人参は都合、3回種まきした。そして、大きな人参から小さなものまで時期をずらして収穫できているが、雨に合うと大きなものは縦に割れてしまった。人参は長く置くと良いことはない。今回も発芽しなかったら、やり直すつもりである。元肥はなしで、堆肥と過リン酸石灰のみ漉き込んである。うまく発芽すれば約1か月後に間引きとなる。(2月16日)
春播き人参
2022年2月16日 | 0件のコメント