グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

春まきダイコンとビーツの種まき

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春まきダイコンは保温資材なしで種まきする場合、3月中旬以降となる。1月や2月初旬では透明トンネルで保温しないと発芽もしないし、発芽しても低温にさらされて抽苔してしまう。3月に近いこの頃では気温が20度近くまで上昇する日があり、透明トンネルでは内部で40度を超えるので換気が必要となる。カンレイシャや不織布では発芽に必要な温度を得られるか自信はない。ダイコンの発芽適温は15度から30度である。この時期の平均的な最低気温は数度、最高気温は12度前後であるので平均気温は7度程度となる。やはり、トンネルは必要で必要に応じて換気する。ダイコンの畝作りは1.5m幅20m長の畝を内盛耕で耕し、中央に溝施肥する。肥料は鶏糞を15kgを20m長に播く。そして、過リン酸石灰を2㎏程度を20m長に播く(2月23日)。黒マルチを張り、株間50㎝、条間50㎝の二条の播き穴を開ける。80個の穴に2粒ずつ播き、鎮圧する。その後もみ殻燻炭でカバーする。潅水し、透明トンネルで保温する(2月24日)。発芽するまでは注意して見守る。

ビーツは今回が初めての栽培である。2月17日にグリーンハウス内に直播したところ、発芽している。ビーツは見かけは赤いカブのようだが、甘くてヒユ科の仲間でボルシチに使うらしい。購入すると高いので娘が作って欲しいと昨年に話があったが、涼しい気候があっているらしく、栽培時期を過ぎていたので今年に持ち越した。発芽適温は10度から25度なので透明トンネルより、やや緩い保温資材が適していると思うが、穴開き透明トンネル資材はもっていない。防虫ネットを使うことにする。ネットでは保温効果は低いので必要に応じて、古い透明トンネル資材を上から被せて保温しようと思う。今日は午後から、畝作りを始めたので温度低下を助長する種まき後の潅水をしていない。20mの畝に鶏糞を15kg、過リン酸石灰を1kg程度を畝予定地に播き、トラクタで細かく砕土耕耘した。そして、株間15㎝、条間30㎝の3条播きとする。種が少ないので、1粒づつ播いた。グリーンハウスでは2,3粒の点播きにしたがほとんど全部発芽しており、間引きしたほど良かったので、もし、発芽しない箇所には追加で種まきする。種を播いて、軽く覆土し、もみ殻燻炭を少し被せる。そして、ネットを掛ける(2月24日)。明日、潅水と必要に応じて古い透明ビニルを防虫ネットから被せて発芽まで保温する。

古透明ビニールで雨除け保温

2月25日に潅水して温度計をセットしていたが、本日26日は朝から雨である。この地域の気候データを見ると過去24時間の降水量は5㎜、最低気温は3.6度であるが、ビーツ畝の地温データでは最低気温5度、最高44度となっている。防虫ネットでも意外と地温は高い。9時頃の地温は7度程度であったので、保温のために古い透明ビニールを防虫ネットの上から被せた。発芽までは平均で10度以上を確保したい。今日から天候は下り坂で気温も平年並みに低い。

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