グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

明神・天神の春祭り

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住んでいる自治会には明神と天神があり、春祭りを2020年3月15日に催した。祭礼の準備は持ち回りで担当するが今回、私ともう一軒が当番で2人で共同して準備した。祭礼と言っても至ってシンプルで神主を呼んで、それぞれの神に豊穣や繁栄を祈願するのである。祈願が終わると直来として自治会員が神酒をいただきながら、歓談するというイベントである。

神主は我が自治会が属する十河地区の鰹宇神社にお願いをする。地区内にはいくつも自治会が同時期に春祭りを行うので予約をすくなくとも1月前に予約を入れる。しめ縄やお供え、神酒、茶菓子等を用意する。そして、神社の清掃や幟立てを自治会員を集めて、大勢で行う。落ち葉や雑草の除去を行う。結構、やることがいっぱいあるが、祭礼としての内容はだんだん質素になっている。若い人たちには興味の薄い地元のイベントである。餅つきなどは食い気も手伝い、大勢集まるが、神酒やお菓子くらいでは年寄りが集まるのがせいぜいである。しかし、明神は天照大御神を天神は菅原道真を祭っており、律令時代からの伝統らしい。県立図書館に郷土の歴史について文献があり、調べたいと考えている。自治会には農家と非農家の会員があり、明神様はどちらかというと農家のための神様となる。昔はそれぞれ、別の日に祭礼を行っていたが、簡素化のため、一緒に挙行となった。今後の農家の存続の危うきを考えると心元無い。私はなんとか、祭礼を盛り上げて、神社システムを継続させたいと考えている。

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