グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

早生玉ねぎの収穫

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昨年の玉ねぎ  
 昨年は種まきの時期が遅れたので、それを取り戻すために早生品種であれば短い期間で成長し、収穫時期は中晩生とちょうど同じになるだろうと考えた。遅い時期の種まきだったので、結局、それほど早く成長せず、定植時も小さかった。早生なので小さいにもかかわらず、中晩生よりも早く玉が地上に浮き上がり、丸まってきた。そして、茎が倒れて、収穫期になり、収穫した。しかし、さすがに大きさは非常に小さくて、売り物にはならない。だが、固くできており、保存性は良かったように思う。
今年の玉ねぎ 
 この反省から、今年は早生品種は種まきも標準の時期(9月25日)に行い、苗も鉛筆程度のものを11月過ぎに植えることができた。6mlの種から500本の苗ができれば普通であるが4mlから467本の苗を植えることができた(11月7日)。品種は昨年よりさらに早熟の超極早生「てまり詩」である。1.5m幅畝に5条に苗を植えた。条間の除草がやりやすいようにやや広くした。株間は15cmとすることで30mの畝に約1000本を植えることができる。中晩生の品種は泉州黄玉ねぎで9月27日に種まきし、5mlの種から568本の苗を植えることができた。さらに少し遅れて中晩生の品種貯蔵向き「新きぬ和」4.5mlを9月29日に種まきし、11月14日に371本を別畝に定植した。今度はスペースの関係から株間15cm7条植えとした。
早生の収穫
 4月に入ると早生品種は玉が浮き上がって見え、明らかに収穫期が近づいた。そして、茎が倒れはじめたので、天候の良い4月9日に抜き上げた。2日ほど畑で乾燥させたのち、コンテナに収納した。418個であった。この頃はまだ新玉ねぎが珍しい時期であり、300個を産直でさばいた。残りはガレージに天井に吊るした物干しに4個ずつゴムバンドでぶら下げた。中晩生の収穫まで早生を食べる算段である。子供たちに送ったりするので、簡単に消費してしまう。新玉ねぎは柔らかく、葉物といっしょにレンジで茹でて、マヨと醤油でパンの副菜としていただくのが私の最近の朝食である。
 玉ねぎの栽培のコツは冬の除草と収穫後の乾燥にあるように思う。施肥は窒素成分で15kg/10aで、半量を漉きこんで、残りを2月頃に条間に追肥する。追肥が遅いと病気がでるらしい。品種によって、違いがおおきいので、今後もいろいろ試すつもりである。

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