グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

小麦(ミナミノカオリ)の収穫

| 0件のコメント

 昨日の25日午後に近所で知り合いの人が小麦(さぬきの夢)をコンバインで刈るところに出会った。そこは低地でまだ雨の影響が残っていてかなり抜かるんでいるがおかまいなしで2台のコンバインがどんどん刈り取っていく。刈り取っている人に小麦の刈り取り時期のシグナルは何なのかを尋ねたが、小麦の場合には穂が開いたときが刈り時だそうだ。
 私の小麦圃場に行き、穂を観察すると開いているように見える。そこで雨が降る27日の前に刈り取ることにする。今朝(26日)は早くからコンバインの周辺を片付けしたり、コンバインのマニュアルを読み返したりして準備を進めていた。そしてコンバインを始動してガレージから出し、久しぶりのコンバインの操縦を思い出している。特に問題なく動いたので籾袋を10袋ほどセットして小麦の圃場へ向かう。
 6条の畝が3本あるので、端から3条づつ刈り取ろうとしたが刈り取り部先端の3本のツメの幅より小麦の3条の幅が広く、3条刈りはできないことが判り、2条刈り取って、引き返す時に1条を刈り取ることにする。10数mほど進むと藁の排出がうまく行かず、警告音と共にエンジンが停止する。何回か停止するのでいろいろ変えてみるがどれも改善にはつらながらなかった。藁がカッター部に送り込まれるようになっているが、藁がカッター部にうまく送り込まれず、そのまま、外に排出されればよいがそのようにできていないので詰まってしまう。
 結局、詰まると一旦停止して、藁を除去して再開することを繰り返した。藁の長さや角度によって漕ぎ胴で実が分離された後、藁が後方に送られる際に藁がしっかり挟まれないで浮いた状態で送られるとカッター部に入っていかないのかもしれない。後程、原因を調査する。
 2往復毎に籾袋を交換しながら、6袋の小麦を収穫した。後で計量すると全部で108kgであった。当初の計画では60㎏~最大120㎏であったので、まずまずの収量ではないかと思う。コンバインでのロスがかなりあったと思うので、かなり今年の出来は良かったのではないか。お米の場合には刈り取り後、乾燥・籾摺りという工程があるが、小麦の場合にはどうするか不明である。近隣に小麦の処理業者も見つからない。少量なので、シートに広げて天日乾燥させる予定である。製粉は知り合いのYさんからソバの製粉機を借りている。乾燥させて、製粉してみる予定である。今日はとりあえず、収穫のみである。

Follow me!

コメントを残す

必須欄は * がついています


PAGE TOP