パン焼き用の強力粉として小麦「ミナミノカオリ」を栽培して、先日収穫したが、100㎏程度と量が少なく、小麦粉に加工依頼できる製粉業者は近隣で見つかっていない。近所のアスパラ農家のYさんが蕎麦を自家用製粉機でソバ粉にしていたので、小麦も製粉できるかどうか相談したところ、やったことはないが、やってみてはどうかとその自家用製粉機を貸してもらうことになった。小麦を石臼で引いたときは水分が多くてうまく挽けなかったという。そこでミナミノカオリを天日で乾燥させて、おもむろに製粉機に入れてみた。その前に製粉機を分解して、ソバ粉をよく除去してから小麦の製粉を行う。粉の細かさの調整方法は知らないが、正面のつまみを回すとすり鉢状の部品を押し付ける方向に動く。おそらく、このつまみでサイズ調整を行うのであろう。60#のフルイを用意して、細かい粉のみを通過させる。良く乾燥させており、鋳物での詰まりはなさそうである。今日はとりあえず、製粉の可能性の確認ができたので、パンに必要な量は別に行う。
小麦の製粉方法
2021年6月2日 | 0件のコメント