今日、小麦の生育が芳しくないように感じたので硫安を1000倍に薄めた水を上呂で潅水した。小麦の色がやや淡く下葉も黄色くなっているので肥料切れと推測した。小麦は初めての試みであるが水田跡なので高い畝にしてしかも2条の手播きである。肥料は牛糞堆肥を1m当たり0.5㎏程度しか漉き込んでいない。稲と違って麦はすべての栄養を土から得るので元肥えをしっかりとやることが重要であるがそれを知ったのは種まきの後であった。11月19日に種まきして1月、2月に麦踏を2回行ったのみである。井原豊氏の本を読んで、もっと麦踏と施肥、土寄せをおこなうべきであることを知った。施肥は元肥一発が良く、追肥はしても冬であり、効くのが遅れて害となるらしい。そこで液肥にして葉から吸収できるように散布したが、この施肥が吉とでるか凶となるか見るために4畝の内半分に施肥した。今日はこの施肥と土寄せを行った。土寄せは局所的には土がかぶさり小麦が隠れるほど強めの箇所もある。この効果も確認したい。今年は農林61号という品種であり、麺類には向いているがパン用ではなく、失敗してもいいのでいろいろ試したいと思う。刈り取りや脱穀、乾燥、製粉などの工程もどうやるか決まっていない。これから工夫する予定である。
小麦の土寄せなど
2020年2月27日 | 0件のコメント