3月3日に露地のトンネル温床に種まきし、その後、陽がさしてかなりトンネル内の温度も高温になると推定されたので、15日頃から時々、透明ポリエチレンに載せている土を除去し、一時的に開放して散水したりしたが、目的の野菜だけでなく、雑草も同時に発芽しており、苗が小さいと区別がつかないのでしばらく、そのままにしていた。
スイカやカボチャは雑草とはっきりと区別できるようになり、雑草を除去できるがトマト、ナス、パプリカ等は発芽しても雑草と見まがうので、除草ができないでいたが、3月21日から除草もゆっくりと始めた。今日、27日にはほぼトンネルの全体を一通り、除草できたので苗数の確認を行った。ポンテローザ(トマト)とミニトマトが合わせて42本(50)、世界一トマトが21本(30)、真黒ナスが43本(50)、黒玉スイカ10本(13)、ボンゴスイカ8本(7)、自家種スイカ11本(20)、パプリカ9本(20)、ししとう4本(20)、万願寺とうがらし10本(20)、自家種カボチャ9本(35)という結果である。発芽率は電気温床に比べるとやはりかなり低い。特にパプリカ、ししとう、万願寺、カボチャはかなり低い。ナス科は発芽苗が小さく、成長が雑草よりも遅いので、露地播き温床では雑草と区別できないので、除草に苦労する。発芽すると温度が上がりすぎないようにトンネルを一時的に開放したりして温度を下げる必要がある。昼間はトンネルを開放し、夜はトンネルの裾を土で重しとして土寄せする。
二重トンネル温床の発芽
2022年3月27日 | 0件のコメント