昨年、試しに露地に二重トンネル温床をつくり、ナスとトマトの種を播いて苗を育てた。意外にも発芽した苗はその後、大きく成長し、ポットの苗よりも立派な苗になった。地植えの方が後半の成長が著しい印象を持っている。そこで、今年は規模を拡大し、ナス、トマトだけでなく、スイカ、カボチャ、ピーマン、ししとう、パプリカ、万願寺とうがらしなど自家採取の種を中心に8m弱の畝を作り、二重トンネル化した。
畝は2月11日に堆肥を混ぜて耕耘していたが、施肥していなかったので、今日3月3日に土ぼかしを15㎏くらいを散布して、鍬で漉き込んで成形し、鎮圧した。次に田植え紐を使い、種の播き筋として、株間15㎝で深さ3㎝程度の横筋をレーキで押して作る。全部で53本の横筋ができる。各筋に5粒くらいを播く。トマト、ナス、スイカ、ピーマン等の筋を割り当て、種を播く。軽く土を被せ、その上にもみ殻燻炭を落とし、板に乗って体重で鎮圧をする。もみ殻燻炭は畝全体にも散布し、上から、潅水を行う。そして、透明ビニルで二重にトンネルを作る。今日は朝から夕方まで途中、休憩しながら、これらの作業をおこなった。トマト、ピーマンなどナス類の種は小さく、薄いので播き間隔がやや乱雑になる。今後の天気予報ではもう一度寒波がくるらしい。80%くらいの発芽を期待したい(3月3日)。
二重トンネル温床と種まき
2022年3月3日 | 0件のコメント