グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

トマトの自然栽培(2)

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大玉トマトを1個、ミニトマトはもう2ー30個を収穫している。今日はこれから本格的に収穫期に入る6月23日である。トマトの樹が成長し、支柱を建て1本立てにしていくが、ミニトマトは成長が早く、支柱の先端に達する勢いで、この後の誘引の仕方が課題である。もうひとつの課題は尻腐れ病が発生していることである。ネットで調べるとカルシウム不足か水ストレスとある。雨よけハウスにしたため、当然であるが、雨が降っても中の土は乾いたままである。トマトは1株当たり、3日で2.4Lの水を必要とすることを知り、24株あるので、バケツ2杯約20Lの水を与えているが、毎日与えることは難しい。どうしても隔日となるので水ストレスかもしれないと思うが、他の水環境の良い露地のトマトでも発生しており、恐らくカルシウム不足であろう。そこで、有機石灰を水に溶いて、その上澄み液をスプレーで2回程、葉面散布している。しかし、量的に不十分かもしれない。
6月17日からため池の灌漑水が4日毎に放流される。トマト圃場は元水田なので、灌漑水を引きいれることができる。そこで水路をチェックし、常に閉じていた支線水路を放流日の必要時間だけ、開けて水を引き入れることにした。水口からトマトの畝まで溝を設けて、トマト畝の中央の溝に水を流す。4日に1回であるが、これから夏の乾燥時期にたっぷりと水を与えることができる。そして、この溝に有機石灰を撒いておけば、水に溶けてカルシウムが供給されるはずである。
今のところ、カメムシの被害は目立たない。居るには居るが、トマトの実がカメムシに吸われた跡は見当たらない。カメムシを防ぐためにこの圃場全体を約2週間に一度はモアで草刈りしている。葛の新芽や葉が成長してくるので、その勢いを抑制できないかと草刈りをしている。これでカメムシの絶対数を減らす作戦である。無肥料であるが、トマトの成長や果実に影響はなさそうである。有機石灰を与えるだけである。水と太陽が重要である。(令和7年6月23日)

 

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