近所のアスパラ農家のYさんはアスパラだけでなく、ブドウ、ダイコン、ソバ、落花生も作っている。そのYさんがダイコンの畝作業をしていたので尋ねるともう播種したとのことであった。私は井原氏の野菜作りを手本にしていて、それによれば、9月24日前に播くとタキイの「耐病総太り」では生えそろわず、虫の被害も多いという。Yさん曰く、一日播種が遅れれば、何日も収穫が遅れる。2週間遅いと収穫は1,2ケ月も遅れるという。9月初めに播けば11月には収穫できるという。営業用には早い方が喜ばれるので、市場向けはそうかもしれない。産直には春ダイコンを葉付きで出したが、アブラムシが付いていて、引き取ったことがあり、産直に出すかどうかは品質次第である。いずれにしても、ブロッコリーなどアブラナ科の畝を作るのでダイコンの播種を行うことにした。ダイコン十耕という言葉があるようにダイコンの土作りはとにかく、深く細かく砕土しておくことが重要である。1.4m幅の畝で50㎝の条間として、株間は25㎝とした。やや株間は狭いかもしれない。条間の中央に溝を掘り、醗酵鶏糞を1kg/m、過リン酸石灰を100g/mを入れ、蓋をした。種は残り種があり、黒マルチの穴開けとそこに3粒づつ播いた。9月15日にタキイの「耐病総太り2号」を12m、49本、残り種のアタリア農園の「時なし大根」を約10株、「もみじスティック」を約33本を撒いた。9月16日に残りの畝約9mを「耐病総太り」を78本分、播種した。9月10日過ぎになると朝晩は秋らしくなり、種播きに丁度よくなってきた。15日に播種したものは今日17日に芽を出してきた。本当に2,3日で芽を出す。今日は曇りで午後には雨の見込みで水やりはしなくても良い。
もみじスティックは皮も内部も赤の小型ダイコンでサラダの彩に開発されたもので味は未知である。ダイコンはいくらあっても困らないので、時期をずらして播種する予定。Yさんは防虫ネットを掛けていたが、私は20m長の資材がないのでどうしようか迷っている。10m長の寒冷紗があるのでそれでもいいかもしれない。