明日から、いよいよ12月1日で冬の季節である。もう最低気温は10℃未満となり、虫もすっかりおとなしくなった。スナップエンドウとソラマメの苗をポットから露地の畝に定植した。スナップエンドウもソラマメも自家採取の種を10/25にポットに蒔いて、発芽し、かなり成長した苗となっている。ポットから出すと根が鉢底に渦を巻いており、時期的にもっと早く植えた方が良いと反省。畝は夏にカボチャ、キュウリ、その前にはダイコンなどアブラナ科の野菜を作っており、豆類は少なくとも3年くらいは作っていない。鶏糞を窒素成分で15kg/10aくらい散布して、トラクタで内盛耕で耕耘し、古い黒マルチを掛け、株間50㎝の1条植えでスナップエンドウ20株、ソラマメ20株を定植した。水やり後、株元を保温と保湿のためにもみ殻で埋めた。来年の5月頃にはサヤエンドウやソラマメの茹でたものがいただけるはずである。特に慣行農法で不満はないが、ソラマメはある株でアブラムシが発生するとその株はたいてい成長が阻害され、大きなソラマメは取れない。どうして、ある株だけアブラムシが発生するのか不明であるが、恐らく肥料のせいではないかと思う。肥料が濃いと、新芽などから肥料の独特な香りを発して虫を呼び寄せるのではないかと思う。そこで、今回はまだポットに苗が残っているので、無肥料畝に残りの苗を定植してみたいと思う。無肥料畝では植物と土中の微生物が相互に栄養を出し合って繁殖するという。そのやりとりは土中の微生物の量で決まるので、虫を呼ぶほどの過剰な栄養を得られないので、虫は少ないと予想される。その分、成長は 穏やかになると考えられる。無肥料畝でのソラマメ、エンドウの栽培は初めてである。
スナップエンドウ、ソラマメの定植
2024年11月30日 | 0件のコメント