昨年は2月2日にジャガイモの種イモを埋めている。今年は雨が降り、乾かないので延ばしてきたが、余り遅くなると収穫時期が梅雨に入る可能性があり、2月5日に種イモの定植を行う。ジャガイモの輪作年限は2~3年なので、定植場所をNo.1からNo.3に変更する。そして、品種として、「メークイン」だけでなく「男爵」も作る。一畝から二畝に増やす。いつもの農家資材店でそれぞれ5㎏の種イモを購入した。畝長は44mなので株間50㎝とすると88ケ、40㎝とすると110ケの種芋が必要となる。種イモは1個50gを超えるものが良い。したがって、5㎏で100個前後の種芋が取れるはずである。芋は大きいものは3分割、小さいものは2分割する。肥料は井原氏方式に従い、即効に優れる化成肥料を利用する。過リン酸石灰、塩加カリウムをそれぞれ、1m当たり75g程度を撒き、トラクタで全層に漉き込む。その後、種イモを47㎝間隔で埋め、横から土を取り、芋を完全に隠す。そして、硫安を1m当たり75g、44mでは3.3㎏を計量し、株間に一握りづつ置いていく。芋の位置は土を漉くった穴が目印となる。そして、畝の端まで行って硫安が残れば、横の土を漉くった穴に落としていく。硫安が直接芋に触れると芋が腐敗してしまうので、この手順となる。そして、レーキで硫安を土でおおいながら、畝を整形する。最後に黒マルチを畝に被せて終了である。黒マルチは保温効果だけでなく、収穫時期に少々の雨が降っても畝が乾いているので晴れ間に収穫できるという利点がある。午後から施肥・トラクタ耕耘を行い、黒マルチ設置まで作業時間として半日フルに要した。
ジャガイモの種イモ定植
2021年2月6日 | 0件のコメント