ジャガイモの植付も3年目であり、特に新しいことはない。難しい点は圃場の選定である。私の圃場は9ヵ所にあり、その内7か所は低地にあり、排水しにくい。昨年、植え付けた圃場は同一圃場の2畝で2月に定植し、5月末に掘り出したが、1畝のイモが部分的に変色しており、腐食する可能性があり、売り物にならなかった。ジャガイモの畝を高くしていたが、春の雨で畝の両側の溝には水が溜まり、排水できないで長く滞留していた。2畝にはメークインと男爵を植えていたが、品種の違いか、わずかの地下水位の差か男爵の方が沁みの被害が多かった。一昨年と同じ圃場を使うことも考えたが、2-3年の輪作を推奨されており、違う圃場を選定した。そして、今年は排水に工夫をして、溝に溜まった水をサイフォンの原理で排水しようという目論見である。
品種はメークインを主にして、28mの1畝分を新たな圃場に、男爵は10m1畝分を畑に、そして、秋ジャガの種イモとして昨秋収穫した中から出島、ニシユタカを10m1畝分を別の圃場に植える。1月29日にメークインを植え付けた。できるだけ、高畝にしたかったので、トラクタのロータリーのツメを内盛耕に配置して、過リン酸石灰を散布してから、微細に耕し、株間40㎝で1個50g以上のスライスしたイモを埋め、株間に硫安を1m当たり100gを埋め込む。最後に土を中央に寄せて、黒マルチを掛けて、土で固定する。ここまでを3時間くらいで行う。64個のスライスイモを埋め込んだ。
昨年より、植付は数日早いが、雨が降るとトラクタ耕耘が遅れるので晴れがつづいているこのタイミングで植える。男爵、出島、ニシユタカの圃場は次に整備する。(1月30日)
ジャガイモの植付
2022年1月30日 | 0件のコメント