余り良い出来ではないが、これまでのサトイモ栽培ではもっともよい出来である。その理由は夏に雑草に負けて生育が良くなかったが、後半には雑草の勢いが弱まり除草を行ったので少し盛り返したかもしれないからである。種イモを今年は谷の湿潤な畝に植えたので水分は十分な環境となった。しかし、それでも夏には乾いて、その時には水路から、放流水を引いて与えることができた。気のつくのが遅かったので、水を畝の溝に引いたのは後半だけである。やはり、夏、雑草が旺盛な時期には雑草を除去することは難しい。マルチを部分的に施したが、遮蔽できていない。今後の課題である。
昨日、今日(12月6日)と朝に霜が降りたようで、軽トラックのフロントガラスが凍り付いていたので、サトイモを掘り出すことにした。できるだけ、収穫を遅らせ、成長させたかったが、霜が降りると腐りだすので限界である。子芋は多くはないが、大きな葉がついた株は親芋も大きく子芋が付いている。芋には太い根がたくさんついていて、掘り出した芋は丸いはずであるが、根の塊にしか見えない。掘り出した芋を一輪車に載せ、川で泥を落として茎を切り落とした。
今は妻が留守なので、サトイモを自分で料理することにした。初サトイモ料理である。ネットで調べたら、味付けはカボチャとほとんど同じである。サトイモは前処理が必要で皮を剥いて、塩水で洗い、ぬめりをとり、3分程度一度煮て、水を切ってから、再度、醤油、砂糖、みりん、だしの素を入れて、沸騰させたのち、弱火で15分程度煮る。味は最初にしては合格と思う。保存方法が難しそうだが、一冬くらいの間は時々、サトイモ料理を楽しみたい。
サトイモの収穫
2020年12月6日 | 0件のコメント