田植え後の除草は水田の表土を引っ掻くことで雑草の芽を浮き上がらせて行う。通常は田植え後、3-7日後に行う。人力の田車の代わりに刈り払い機に取り付け、カゴを回転させて水中の表土を削る「水草トリマー」を用いて除草を行う。今年は紐を使ってしかも尺一寸の幅を持って植えたので、少なくとも紐に沿って直線的に間隔を広めに苗が植えられた。だから、コロガシを行う上で苗を誤って、回転かごで傷つける可能性は低い。
コロガシの目的の半分は補植である。腰に苗かごを取り付け、欠株や雑草の株を見つけると腰かごから取り出して植える。今日は谷田No.4の圃場のコロガシを行う。午前にトリマーの取り付けと除草を二時間弱行う。午後には2時から3時半までと4時から5時までの2.5時間、計4.5時間くらいで一回目のコロガシを行う。三時頃は最も暑くて、30度を超えていたと思うが、頭がぼーっとなったので中断して休憩をとった。トリマーは回転で土を引っ掻くのでエンジンの力で前に進もうとする。だから、トリマーの負荷というよりも、ぬかるみを歩くということで普通以上に疲れる。そして、苗の列の間隔が広がったので歩きやすく、トリマーのコースを取りやすくなっている。だが、紐と直角方向にトリマーを入れようとすると苗は直線的に植えられていないので、コース取りが難しい。来年への課題である。縦横のコロガシを2回行うことが推奨されているが、横方向はあきらめている。
コロガシ1回目
2021年6月29日 | 0件のコメント