過去、キャベツの栽培は失敗している。柔らかくておいしいキャベツが取れていない。固くて味の薄いものしかできていない。そして、虫の害がひどいので、防虫ネットを使うが、ネット越しでは中が良く見えないのでどうしても、収穫のタイミングが遅くなる。無農薬では済まされないという点もある。しかし、今期はまだ種が残っているので、技術向上のために少しだけ作ってみようと思う。各ポットに2粒を播き、12ポットだけに限定した。一度にたくさんは食べられないので、2週間空けて、撒くつもり。
レタスは意外と虫も食わず、形もよいものが簡単にでき、おいしい。普通のレタス、ロメイン・レタス、サニーレタスの三種類を作ったが、それぞれ、うまくできた。今季は各50株の種を連結ポットに播いた。昨年と違うところはポットの土を自前ではなく、種用の土を購入して使っている点である。苗の生育を比較すると自前の土と歴然とした違いがあり、良い苗ができる。よく見ると繊維状のものが混じっていて、保湿がよく、肥料も含んでいて、発芽して3-4枚以降でおおきくなる。
課題は温度である。今は連日、30度を超す真夏であり、ハウスの中は45度以上になる。発芽適温が25-30度である。そこで、ハウスから出し、日陰で風通しの良い母屋北側の玄関アプローチに置いた。8月5日にキャベツ・レタス類、8月10日にブロッコリーを追加で播いた。まだ、畑の準備ができていない。近所のブロッコリー栽培農家では盛んに畑の準備を進めている。耕耘して、堆肥などの肥料を漉き込んでいる。