6月11日に刈り取り後、ビニールハウスに束で収納していたキカラシの脱穀を今日、6月27日に行う。キカラシは長く放置すると莢が自然に割れて種が弾けて落ちる可能性もある。ハウス内の環境は雨でぬれることはないが、晴れた日には40度を超える高温となる。キカラシはすっかり枯れている。脱穀は皮手袋をして扱いてみたが、蕎麦に比べると手に莢が引っかかる感触よりも、乾燥した細い枝を折るような抵抗があるだけで、莢といっしょに枝も砕いてしまう。名前は知らないが、大きな金属の櫛の刃のような農具を借りて、手動でキカラシの束を櫛の歯で扱いて実を落としてみる。キカラシの莢だけでなく、実のついた細い枝全体が櫛の刃に引っ掛かり、壊れてしまう。そこで、次に長靴で束を踏んで莢を壊す。キカラシの束から莢が壊れて種が脱離する。結局、この方法で脱穀をする。そして、莢や小枝といっしょに種を収穫した。コメ袋で3つくらいとれた。そのほとんどは種ではなく、その殻や小枝である。種との選別は唐箕か手箕で風により選別するつもりである。午前と午後の1時間、合わせて4時間くらいの作業となる。
キカラシの種取り
2021年6月28日 | 0件のコメント