昨年は2月10日に稲の緑肥として「からし菜」の種を播いたが、今年は土地の均平に手間取り、2月9日までかかったので、天候を見ながら鶏糞を散布して、トラクタで耕耘し、2月11日、12日に「キカラシ」を種まきした。昨年からの改善点は緑肥の肥料として15アールの田に300㎏の鶏糞を散布したが、今年は450㎏に増量した。昨年の緑肥の出来が悪かったので、肥料不足と考えられるからである。また、種播きの方法も畝作りを行い、その畝の上に種を播いた。昨年は畝作りをせず、田の全体に種をばら撒きした。どうしても均一に種を播くことはできなかった。今年は畝が18本できたので、1本あたり100gの種を測り、種播きしたので、畝間のばらつきは小さいと思う。そして、畝作りに当たってはトラクタのツメを内盛耕の配置にすることで鶏糞と土の混合、耕耘、畝作りが同時にできる。種まきは雨の前に行うと発芽しやすいが、トラクタでの耕耘は田が良く乾いているほど土が砕けて細かくなる。2月の天候として通常、前半は乾燥しているが後半になると雨が降るので、タイミングを見て行う。今年は1月後半から2月前半にかけて雨が時々降り、田の乾きが不十分で9日まで待っていたがその後は雨が降らず、本日2月15日に久々に15㎜程度の雨が降った。種まき後の雨となり、発芽に良い。緑肥として昨年は「からし菜」を播いたが、今年は「シロガラシまたはキカラシ」となる。昨年の品種の種の価格が2倍近くまで値上がりしたのである。ネットで検索してもほとんどどのサイトでも同様の価格であったが、本の情報としてある業者の種が安いという。そこでその業者で検索して漸く安いものに行き当たった。検索エンジンでヒットしやすいものが必ずしも最安値ではないことを改めて認識した。今年は緑肥の種取りにも挑戦しようと思う。
2月15日No.5 2月15日No.4 今年の種