カブは一年の真夏と真冬を除いてほとんどの時期に栽培でき、それほど栽培も難しくない。今年の春作では5mの畝で2条播きで栽培した。数センチの間隔をとって種播きをしておけば、間引きをせずにそのほとんどをコカブとして収穫できた。途中で除草は必要だが、手のかからない野菜である。45日で収穫すれば小カブ、60日で中カブ、75日で大カブになるという。今秋は25mの畝を用意し、予め、鶏糞15kg/25mと残っていた稲用の緩効性元肥を100g /m程度を全層に漉き込んだ。効果が薄ければ条間に追肥するかもしれない。葉に虫が来るかもしれないのでストチュウを散布する予定である。
台風12号が大きく東に逸れて通過し、秋雨前線の影響もあり、四国香川県にも100㎜前後の大雨が降った(9月25日夜)。そのため、雨前(9月24日)に肥料を振って耕耘して畝をつくっていたが、今日(9月27日)の種まきではその雨でぬかるんでしまい、溝を歩くことも難儀した。まず、支柱用の2m棒を8本使い、筋播き用の窪みを作り、次に2枚の平板を畝に置いて足場に使い、交互にずらしながら、すこしづつ種をひねり播きした。そして、土寄せを手で行い、最後に乾燥防止にもみ殻燻炭を筋の上に播いた。写真では籾殻を最後に播く時、2条の間を歩いたのでその足跡が残っている。過湿にならないように軽く手で土を抑えている。発芽を祈るばかりである。左側の畝には白菜が芽を出している。