グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

エゴマ、バジル、赤シソの種取り

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  赤シソやバジルはその葉をもぎ取って、サラダの香味にしたり、赤シソジュースや梅干しに使ったりしているが、最初は種を播いて苗を育てて収穫したが、次の年からはそのこぼれ種から意図しないで発芽したものを苗として定植したものである。しかし、それでは苗数が安定しない。そこで昨年(2021年)は種取り用に12月の遅くまで種が弾けて飛散するくらいまでに放置していた。さすがに完全に種が落ちてしまうと回収できないので慌てて、刈り取り、コメの紙袋に投げ込んでおいた。年が明けて、ガレージを整理していて、これを思い出し、よく似た外観で同じような種類と思われるエゴマ、バジル、赤シソをまとめて、種取を行った。
  やり方はキカラシやソバなどの脱穀を経験したので、難しくはない。まず、保護手袋をして、枯れ枝から実の入った殻をしごいて分離する。その時には殻から種が落ちることもあるので、シートか容器で種を受けるようにしておく。この殻と小枝やその破片を含む実の集まりを集めて、次にこれを手でよく揉んで細かく砕く。細かい種が殻から分離する。次に種が楽々通過する目の粗いふるいで大きな枝や殻を分離する。通過したものは種と細かいほこりや屑であり、次に箕に移して、手早く左右上下させ、風により、軽いものを飛ばす。これにより、ほぼ球状の種を選別することができる。重い砂などが混じるが、傾けて転がすと思いものや転がりにくいものが残るので分けることができる。箕という道具は手で粒の集団を動かすことで分散させることで選別できる。やっているとコツがわかってくる。この方法で次期栽培の種を取ることができた。エゴマについては、種そのものが食材として利用できることが判り、種としてだけでなく、エゴマという食材そのものを収穫できた。来季はもっとたくさんのエゴマを作りたいと思う。

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