5月15日に苗代に播種して2週間が過ぎ、17日目の6月2日である。カンレイシャでトンネルを作り、防虫しているが同時に遮光することになるので、苗が徒長している可能性がある。外観では3葉期に入っている。昨年は苗が徒長してヒョロ長くなり、田植えするときに嵩張り、苗の持ち運びや手さばきが悪く、扱いづらかった。また、イネの稈長も長くなり、台風による倒伏を懸念した。コシヒカリはさらに倒伏しやすいので、ずんぐりしたイネにするべく、苗踏みを行う。井原氏の痛快イネ作りによれば、発芽後3㎝くらいからローラーや板を使っての苗踏みを行い、徒長を防ぐ方法が書かれている。もうすでに3葉期になっているので、板を使って苗踏みをする。トンネルを片側から開放し、骨の間に板を入れ、板に乗って、苗踏みを行う。ニコマル、コシヒカリ、クレナイモチのすべての品種に対しておこなった。田植えの10日前まで苗踏みを行うことができる。カンレイシャのトンネルは苗踏み後にもとに戻して、防虫する。
イネの苗踏み
2021年6月2日 | 0件のコメント