4月10日に秋播きのほうれん草の畝を次の作物のためにトラクタで漉き込んだばかりだが、春まきのほうれん草の種を14日に種まきした。秋播きでは時期をずらして2回、種まきしたが、結局、成長の差はほとんどなかった。寒い時期には葉は平たく横に広がっており、食べるには小さくて待っていたのだが、暖かくなって成長し始めると葉は上に伸びるようになり、いっせいに塔立ちが始まってしまった。食べる量もそれほど多くないので、2割くらい収穫しただけで適期を過ぎてしまった。
春播きは塔立ちはないが、暑さに弱くいつの間にか枯れてしまうので、収穫の適期を逃さないように注意が必要である。今日は15日であるが、早朝から久しぶりの雨が降り、降水量は20㎜弱の予報である。だから、発芽環境としては良いと思う。
施肥は窒素成分で反当たり15㎏でその半量を元肥として全層に漉き込み、半量を追肥として、条間に与える。10m長の畝なので2.5㎏の鶏糞を散布し、過リン酸石灰を1㎏を散布してから、鍬で土に漉き込んだ。条間を40㎝くらいの広めとし、筋蒔きで株間5㎝をめどに手播きした。
品種はグレイスほうれん草という種類で和洋混合種らしい。種袋を見ると3月中旬から6月末頃までに播く品種である。産直などで今、出回っているものはもう少し早く播ける品種であろう。最近、品種の違いにより、適期がかなり違うことに気がつき、注意深く、種を選ぶようにしている。(4月15日)
ほうれん草の種まき
2022年4月15日 | 0件のコメント