昨年のさといも作りは失敗で子芋がほとんどなく、親芋もそれほど成長していなかった。それは葉を見ると明らかに数も大きさも色も不十分で勢いがなく、結果として光合成量が少なく、イモに栄養が届いていない。肥料はたっぷり、条間に割肥として施しているが、雑草に取られたようであった。
そこで今年は肥料は条間ではなく、株間に与え、条間には黒マルチで雑草を抑制し、夏の乾燥期に用水路から水を引き、湿地の環境に近くなるように配慮した。その結果、外観は昨年に比べると、大きく成長しているようであった。しかし、9月22日で用水の放流は終わるのでそれ以降は天水のみなので乾燥気味でやや勢いがなくなったように思う。
産直では10月初めからサトイモが出回っていたが、稲刈りなどで忙しいので収穫がこの時期になってしまった。まず、セレベス4株、海老芋2株を掘ってみる。昨年に比べるとイモは大きく、子芋もたくさん取れた。近所で栽培されているサトイモの葉を見ると、とてつもなく大きくなっており、私のサトイモの葉はまだまだ小さい。除草が不十分なのかもしれない。海老芋はセレベスに比べると葉が小さく、この時期には枯れてしまったものもある。掘ると、イモはあるのだが、もしかしたら、収穫時期がもっと早いのかもしれない。
イモを家内に料理してもらい、酢味噌で合えていただいたが、初物であり、季節の味としておいしい。イモが残るようであれば、今年は種イモとして保存してみたいと考えている。(10月26日)
さといもの収穫
2021年10月26日 | 0件のコメント