二重トンネルに種まきしたかぼちゃが大きく成長して苗がビニールを押し上げて葉が少し焼けている。かぼちゃは「えびす」、「栗えびす」、「芳香南京」の3品種でそれぞれ、9本、8本、3本が発芽成長している。もう、定植するには十分な大きさであるが、まだ、無肥料栽培のための畝は糸状菌が十分繁殖していないと思われるが、何事も試しの精神で22株を定植した。昨年のかぼちゃのこぼれ種がこの畝のマルチの際で発芽しているのを発見した。そこで別の畝には試しに「芳香南京」の種を埋めて、保温のキャップをしてある。しかし、発芽はしていないようだ。無肥料栽培用の畝にはもみ殻、枯れ枝、土が多層に積んであり、黒マルチの穴を開け、手で枯れ枝を押しのけて、土の層に達するまで深い穴を掘ることになった。そこにかぼちゃの苗をストンと落として、水を掛ける。キャップは風除け、霜よけのために行う。キャップの天井は解放しているので、雨が少し流れ込む。まだ寒い日があるので、なんらかの防寒は必要だろう。期待としては苗が根を伸ばして、糸状菌と共生して糸状菌が固定した窒素を取り込んで成長することである。これがうまくいかなければ、樹は成長せず、大きな実はつかないだろう。
かぼちゃの定植(無肥料栽培畝)
2023年4月7日 | 0件のコメント