グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2022年8月18日
から Mat Grimm
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アブラナ科野菜・レタスの種まき

 行き付けの種屋さんで、忘れている野菜がないか、面白い種がないか物色する。お盆の最中でお客さんは少ないのでゆっくりと回る。そして、アブラナ科の芽キャベツの種が売り切れていることに気づいた。昨年もお盆頃に来て、やっと見つけたことを思い出す。芽キャベツの種まき時期は7月初めから7月末となっていて、昨年も8月後半に種を播いたが、同じ轍を踏んでいる。キャベツは「初秋」という種が残っていたのだが、播種適期が7月中までとなっていて、遅いので新たに「シティ」という品種を購入した。これでも播種適期は西日本で7中~8中または10初めとなっていて、すぐ播いた方が良さそうである。芽キャベツはもどって在庫の種袋を確認するとまだ20本程度は十分ありそう。8月13日にブロッコリー、ロマネスコと合わせて早速、種まきした。ケールは昨年から作り始めたが、大型のパセリような葉でとてもゴワゴワとして生では固くて食べられない。茹でてもそれほど変わらない。どうやって食べたらいいかわからないが、とりあえず、冷凍していたが、バナナジュースを作る時に牛乳といっしょに冷凍のケールを入れ、ミキサーで混ぜると乳緑白色のおいしそうなジュースができた。飲むとおいしいのでケールは冷凍保存することにした。その後、品種を変えて、葉にギザギザの少ない「青汁ケール」というものも作っているがまだ試していない。ブロッコリー、キャベツ、ロマネスコ、ケール、芽キャベツを1.5m幅の畝に2条、株間50㎝で植えてきたが、芽キャベツは成長が不足気味で小さい芽キャベツしか付かないものもあった。もっと広いスペースでたくさんの肥料が必要のようである。芽キャベツは株間を広げて1条植えが良さそうである。レタスは玉レタスもサニーレタスも作り易くて、特に失敗がない。特にサニーレタスはどの時期でも柔らかくてサラダには最適である。とうもろこし跡にも定植しようと思う。玉レタス90pots、サニーレタス45potsを種まきした。白菜は黄芯65日型、70日型の残り種があったので、8月18日にポットに種まきした。65日型40pots、70日型40potsである。白菜は8末~9初にも追加で種まきする予定。今年は特に暑いのか、お盆前後で連日、最高気温は34~37℃、最低温度26-28℃という猛暑である。生育適温が20℃前後なのでそのような環境のポットの置き場所に困る。トンネルを作って、遮光して温度が上がらない工夫をしたい。しかし、晴れた午後には地温を測定すると35℃くらいになる。さらに遮光することが重要である。

2022年8月13日
から Mat Grimm
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秋冬野菜の栽培構想と炭素再生型農業

2019年から野菜を作り始めて、4年目となり、年間の栽培サイクルが頭に入って、不十分ではあるが種まき時期や畑の準備を見通せるようになっている。しかし、あまり記憶に頼ると失敗することもあったので、注意が必要である。秋冬野菜はアブラナ科(ダイコン、白菜、カブ、ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ、ロマネスコ、ケールなど)が中心で畑の栽培箇所(20m×3畝、10m1畝)を連作障害を考慮して第一に決める。ダイコンやブロッコリーは成長すると防虫ネットを押し上げて、隙間から虫が浸入するので、幅1.8mの防虫ネットにすべて替えようと思う。白菜は植替えに弱いので直播としてきたが、これまで発芽率が低く、欠株箇所に追加で種まきしていたが、結局、玉にならずに花が咲いてしまうことになった。今年は直播に加えてポットにも種まきして欠株にはポット苗を植えることにする。ブロッコリーは頂花蕾を取るタイプと「スティックセニョール」などの茎をとるタイプがあるが、頂花蕾だけでなく、脇芽にも大きな蕾をつけるタイプ(セカンドドーム型)があり、1株で2個以上とれるのでこれを主としたい。カブはおいしいと言われる「金町こかぶ」を作ったが、虫に食われたり、発芽率が低かったりで意外に栽培が難しい。畑に長くおいても大きくならず、千枚漬けにもできないので、品種を変えて、作りやすい耐病タイプを作ろうと思う。次に玉ネギ、ニンニク、ラッキョウ、長ネギ等のネギ科で特に玉ネギは600個以上作り、今年は貯蔵性の良い小さくて固い玉ネギがとれた。極早生品種の「絹てまり」は遅く種まきしたにも関わらず、玉になるのも早く固いものができたがさすがに成長期間が短かったので玉が小さかった。今年はこの極早生を時期を逃さず種まきして、ある程度の大きさの新玉ネギとして産直に出したいと思う。貯蔵用としては中晩成の赤玉ネギが作り安く、固くて大きかったが用途が生食サラダ用に限定されているようで100個くらい作れば十分か。ほうれん草、ビーツ、フダン草(スイスチャード)などのヒユ科の野菜は発芽率が低く、まだコツを掴めていない。特にほうれん草はタイミング良く間引いて収穫しないと大きな葉の株は取れない。秋播きは赤い根まで食べられる日本種のほうれん草が向いており、「次郎丸」をつくる予定。問題は天候である。ビーツも3回くらい種まきして何とか欠株を埋めている状況である。気温と雨等を記録して、どのような時期に種まきすべきかを探りたいと思う。キク科のレタス、春菊は比較的作りやすい。玉レタスも春菊もタイミングを逃さず収穫しないと柔らかくておいしいものはいただけない。目につくところに植えることが意外と重要である。小松菜やフダン草、春菊、水菜などはハウスの中で作る方が虫の害も少なく、目につくので忘れなく収穫できる。
  最近、炭素再生型農業という番組を見たが、これは有機農業とも異なり、土壌の中に炭素を固定する農業、多様な菌類や生物が土壌を豊かにし、その土壌を利用した農業ということらしい。トラクタによる耕耘、単一品種の栽培、化学肥料と農薬の投入というこれまでの工業的農業では土壌から炭素を収奪して、地球温暖化を加速するだけでなく、土地が痩せていく。不耕起の土地に家畜(牛や鶏など)を放し、草で土を覆うことで光合成で作物を通して土壌に炭素を供給し、微生物が生息することで作物に栄養を与えるという再生的な関係ができるという。私は不耕起栽培では栄養が足りず、作物は余り取れないと考えていたが、生物の生態系を崩さないということで不耕起にし、枯草や動物の糞尿などを投入することで生物が活発に土壌を豊かにすることで作物が育つらしい。無農薬で鶏糞等の有機肥料は投入してきたが、不耕起ではない。耕起して、土を細かく砕いて、上下を反転させ、空気の入ったサクサクの土を作り、それをマルチで覆うことで雨除け、雑草を防ぐことで作物の生育を保護している。どちらが地球にやさしいのかあるいは再生的なのか、大きな課題であると感じた。研究してみたいと思う。意外と農業はこれから、人類にとって重要な革新を必要とする分野ではないかと感じた。

2022年7月28日
から Mat Grimm
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ため池水路の将来像

  農業者の減少、高齢化で農地に伴う「ため池、農道、水路」などの管理ができなくなっている。農地など所有者がはっきりしている場合には管理者も明確であるが、ため池とその水路や農道など水利に伴う不動産は個人所有ではなく、多くの場合、地域の共有財産として、地域の農業者が利用し、保全してきた。水利は稲作農業を行うためには必須であり、これまで地域の利用者が管理組織を作り、共同で水利保全などを運営管理してきた。しかし、稲作農業者の減少・高齢化とともに、これらの維持管理が困難になっている。
 具体的に維持管理とは何を指すかというと農道やため池堤防はほとんどの場合、まだ舗装されていない。土のままであり、草が生えて、さらに放置すると樹木が生えてきて、やがて、鬱蒼と茂る。そうなると人も近づけなくなる。また、水路には土砂が流れてきて堆積するので、定期的に浚渫することが必要である。また、水路や農道・堤防などは水漏れや路肩の崩れなど自然による劣化・変形で補修が必要となる。これらの草刈りや補修などを利用者である農業者、地域住民などが維持保全を行っている。特にため池に伴う水利は地域の稲作の歴史を通じて公平な配水を行う運営組織として現代まで続いている。これが維持できない所まで来ている。
 国は農地維持のための交付金を制度化して、ため池などの保全を行う組織に草刈りなど定常的な維持管理活動に対して交付金を付与している。この交付金により、草刈り等の維持管理活動に対していくらかの報酬を出すことができるようになった。堤防草刈り等を実施するとき、参加者が多くなり、容易に実施できるようになった。しかし、市が主催する交付金を利用する組織を集めた会議があったとき、地域のいくつかのため池管理組織で深刻な状態にあることを知った。イノシシだけでなく、サルなどがでると防ぎようがなく、農業をあきらめることが起きている。また、維持管理する人が高齢になり、とても法面の草刈り等が困難になっているそうである。ラジコンの草刈り機があっても高価であり、とても交付金だけでは足りない。このような状況で誰がどのようにすれば維持していくことができるだろうか。国土の維持管理という理由から税金を使って大幅に交付金を増やしてラジコンの草刈り機や草刈りロボットでやるのだろうか。また、一律にすべてのため池水利網を維持しようとするのは限界がある。地域でどのようにため池や農道、水路、農地を含めた水利不動産をどうしていくのかのデザインが重要である。
 実は私はサラリーマンとして長年都会で働いてきて、退職後にUターンし、相続した不動産を管理することとなり、農業を始めた。わずかの土地でも野菜を作り、地域の市場に出すことで、こづかい程度でも現金収入を得られることは社会参加もでき、楽しみである。また、そうしたシニアが数多くいることも知った。シニアと農業は非常に相性が良い。身体を屋外で適度に動かすことで健康に良い。また、野菜や花きなど植物は世話をするほど、その生育として応えてくれるし、おいしい、奇麗という喜びにもなる。また、市場に出すと評価を受け、より高い品質を目指して工夫も無限の余地がある。しかも、天候など自然の影響も大きく、人間も地球環境の一部であることを実感し、自然環境の大切さを理解することになる。
 私の場合、親が地域住民として、ため池などの農業不動産を利用する一員であり、農地を相続することでその農業不動産を利用する一員に加わり、維持する側になったが、もし、農地を相続をしなかったら、この地域に住んでいても、たとえ農業に興味があっても知らずに済ましただろうと思う。特にシニアとなり、新に地域に住むことになった場合、農業水利網を利用する組織に入ろうと考える人はほとんどいないだろう。稲作でもしない限り、家庭菜園では上水道の水か天水で十分であろう。新たに水利組合に入り、維持活動に参加することはほとんどないであろう。確かに稲作農業者は減少している。水田をもっていてもイネを作る人はほんのわずかになってきている。私が子供の頃、50年前は地域のほとんどの農業者はさかんに稲作を行い、専業農家も多かったが、今では農地を持っていても、会社勤めをしており、お米を作らず、遊ばせている人が多い。また、地域には他県から新たに転入する人も増え、住宅地が開発され、そこでは新な自治会が組織されている。だから、古くから住んでいる農地保有者を中心とした自治会と新たに住み始めた非農業者の自治会が混在した状態である。そして、ため池の水利組合などは古くからの先住者が中心となっており、ますます減少している。一方では給与生活者を中心とした新興住宅地は増えており、ガーデニングや野菜の自家栽培をやりたいという給与生活者は増えていると考えられる。
  ため池を中心とする水利網の利用と保全に対して、従来の水稲栽培者だけでなく、蛍や魚類、水生昆虫なども住めるような水利網として、水路の用途を広げて、地域の住民全てが参加できるような場所にしてはどうかと思う。したがって、組織の目標も変わってくる。稲作農業のための水利管理というよりも、地域の自然保護管理も含めた地域住民のため池水路網自然公園というようなものにしてはどうだろうか。
  実は今の水路はコンクリート製でストレートな形状であり、溜りがないことから、貝や魚類、水生昆虫などの生物にとっては住めない環境である。なんといっても、昔は水路は蛍が舞う小川であったところが今は放流時には水がどっと流れてすべてが流され、放流のないときにはほぼ干上がってしまうというような単純な環境となっており、残念ながら、蛍が生息できない。これは本当に残念である。
  難しい点はあるが、ため池水利網を高度化して、魚類や水生生物が豊富な環境となるようにして、稲作農業者だけでなく、野菜や花の自家栽培愛好家、自然を観察する生活者が身近な池とその小川として参加できるような場にできないだろうか。
 

2022年7月19日
から Mat Grimm
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今年の西瓜は上出来!?

 スイカの収穫時期の目安はいろいろあるが、開花時期から45~48日くらい(黒玉スイカ・タヒチ)という基準を参考にすると5月末から6月初めにはもう開花していたので、7月10日に試しに6.4㎏の黒玉スイカを取り、切り開いてみると断面全体が縁まで赤く熟しており、食べ頃に達していた。交配時期から累積温度で1000~1100度という基準もある。仮に6月1日に交配したとすると1000度に達するのは7月9日であり、ほぼ熟していることになり、実際の状況に一致する。
 当初、主枝を摘心し、4本仕立てにして、1株当たり4-5個を結果させることを計画した。実際には主枝がかなり伸びてから摘心し、2~4本仕立てにした。その後は1,2回だけ、交配をして孫枝を除去したが、4-5個にコントロールするほど頻度はとれず、結実の数は放任となってしまった。3m幅の20m長の畝に「黒玉スイカ」、「ボンゴ」、「大玉すいか」の3品種を合計19株を植え、約40個の結実を確認した。株当たり2個程度となっている。種袋には黒玉スイカは株当たり2個程度に実をつけるとあるから、かならずしも4-5個にこだわる必要はなさそうである。放任すると遅れて3-4個実がついており、大玉にするためにはやはり、2個程度に限定したほうが良いのだろう。ボンゴは中玉で5-6㎏の楕円の西瓜でフットボールの形状をしている。黒玉スイカとボンゴは黒皮で皮が固くて、カラスがつついても割れないくらいだそうだ。
 同じ畝だが、通常の大玉スイカは水路から遠い位置にあり、そのためか晴れが続いて、樹勢が弱まり結実したものの増大する玉は少なく、さらに雨が降って高温にさらされると一気に樹が枯れてしまう。黒玉とボンゴは樹勢の衰えは比較すると弱い。通常の大玉スイカの種袋を見ると着果後、30日~40日で収穫とあり、株の成長が遅い割には早く実るという感覚と一致する。黒玉スイカは最大のものは9.2kgあり、ボンゴは7.4kg前後である。枝葉が元気の株はどんどん成長増大する。今年の西瓜は昨年に比べると出来は良いようだ。降水量が少なく、晴れが続いている。

2022年7月16日
から Mat Grimm
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とうもろこしの収穫

 5月5日の定植以来、とうもろこしは順調に生育している。そして、6月頃には雄花が開き、少し遅れて、雌花が咲いて受粉となる。受粉後はできるだけ、早く雄花を切り飛ばす。とうもろこしは甘いので虫が付きやすい。メイガの卵が雄花に産み付けられて、幼虫が茎の中を移動し、とうもろこしの実を食害する。そこで雄花を受粉後には除去する。雌花は受粉すると房のような繊維が茶色に変色する。このタイミングで雄花を除去する。しかし、同じように定植しても、雌花が咲く時期は幅がある。だから、雌花の進行状況を見ながら、雄花の数を調整する。
 種袋によれば、種まきから85~90日で収穫期に達する。種まきが4月9日だから、7月2日~7日が収穫期の開始となる。実際に7月4日にすでにカラスの食害が見られたので、防鳥糸を張り、大きそうなトウモロコシをもぎ取り、皮をはいで、かじってみると甘くておいしい。手でとうもろこしの全体を握り、大きさが小さくて柔らかいものは取って、剥いでみるとまだ実がまばらにしか入っていない未熟なものが多い。無農薬ではあるが、外観からわかる程度に一部茶色に変色しているものは虫が入っていることが濃厚である。全く、外観は良好であるが、緑の外皮を何枚か剥いてみると、下の層で茶色に変色しているものもある。早速、何本か収穫して、蒸かしたり、焼いたりして食べてみたが、甘くておいしい。特に焼きトウモロコシは甘味が濃いようだ。
 外観からでは実がぎっしり詰まっているかどうか、虫が入っているかどうかなどは分からない。そこで産直に出すかどうか迷ったが、クレームがあると嫌なので、出さなかった。しかし、産直ではトウモロコシの一部の皮を除去して中身の品質が判るようにしていた。手間がかかるが良いアイデアである。しかし、すでにかなり出回っているのか、値段はかなり下がっていた。まだ半分以上残っているので、出荷のパッキングを工夫し、なんとか捨てることのないようにしたい。最近、まだ食害がつづくことから、カラスではなく、たぬきやハクビシンのような動物の食害を疑っている。茎の折れ方がカラスよりももっと体重のあるものが折った形跡が残っている。いずれにしても、いのしし対策なみの対策が必要となるだろう。
 その後、キジがとうもろこし畑から逃げるのを何度か見掛けた。食害の犯人はどうもキジではないかと思う。キジの身長で届く範囲で食害がひどい。防鳥糸は効果がない。網のようなもので囲うことを来年は考えたい。

2022年7月10日
から Mat Grimm
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初めて水田にする苦労

 今抱えている問題が最大の苦難に感じるが、過ぎてしまえば忘れることが多い。田植えが終わって、本来であれば、補植やコロガシという除草をする時期であるが、新しく水田にした圃場にいろいろ問題があって、エネルギーのほとんどをこの圃場に注ぎ込んでいる。
 この圃場はこれまで小麦を作るだけで夏秋は遊ばせていたが、機械式田植えを試す水田として初めて水を溜める。畦からの水漏れ対策として、畦波板を谷側の畦に沿って設置する。圃場の土地の均平度が不明なので、不安はあったが、水を入れてみて高低差の大きさ、高低の位置を認識し、改めて次の冬の土工作業が必須である。 
 しかし、今一番の問題は水漏れである。この圃場に溜めた水が抜けて低い隣の田に浸みこんでいる。当初は水を入れて、満水にしても1日後には田の土が露出するほどに漏水していたが、畦波板の設置している底周辺に土寄せを丁寧にやり、足で踏み固めるようにしたところ、3日位は水面から土が露出することはなくなった。しかし、それでも4日目には土が露出するし、高温の晴れた日が続くと蒸発するので3日目でも、土が露出するまでになる。
 こうなるとびっしりと雑草が発芽してくる。発芽した雑草は水没しても簡単には枯れなくて、生き残るので、田車などを押して、土といっしょにかき回して雑草を浮き上がらせて除草する。雑草は小さいうちに除草しないと成長し、手で引き抜くしか除草できなくなる。だから、今は発芽して成長しようとする子供の雑草を絶滅させようとエンジン付きの田車で水田を縦横に歩き、土の表面を雑草といっしょに削り、除草している。
 他の二つの圃場は緑肥としてキカラシ(からし菜)を栽培して春に漉き込んでいる。この枝葉がゆっくりと腐食することで肥料としてだけでなく、その有機酸が雑草の発芽を抑制する効果があるという。確かに、この二つの圃場では田植えしてから、面的な雑草の発生は見られない。当初は水が溜まりにくく、土が露出することもあったが、漏水箇所を見つけ、対処したので深水にできており、その効果もあると思うが、所々に大きなヒエが見られるものの、新しい水田圃場のような雑草の発生は見られない。田車のコロガシもまだやっていない。改めて、「菜の花緑肥」の抑草の有効性を感じる次第である。

2022年7月7日
から Mat Grimm
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カボチャの収穫

今年はタキイの「えびす」をメインにして、3m幅25m長の畝を2つ作った。食材から採集した種では発芽して収穫もできるが先祖帰りして必ずしも味の良いカボチャにはならない。カボチャはこれまで1株に1個とれれば良いと割り切って放任栽培で作ってきた。しかし、6月頃にホクホクしたカボチャを食べたくなり、定番のF1種を購入した。それなりの値段なので確実に発芽するようにハウスの電気温床でポット育苗し、肥料袋の囲いで風雨を避け、露地に定植した(4月8日、16日)。放置するとつるが混みあうので主枝を摘心し、側枝を伸ばす。時期が早いと虫が少なく、人工受粉を行うべきであるが、1、2回くらいしかやっていない。株あたり5個くらい収穫するには受粉に注力が必要だろう。しかし、畝を大きくしたせいか、5月、6月と伸び伸びと葉を伸ばし、成長して結果していた。そして、6月10日には1個2㎏程度まで成長したカボチャを収穫した。まだ若いカボチャであるが、味は期待したほどではないがとてもおいしい。「えびす」の味は粘質がかった粉質とあるのでこんなものかもしれない。晴れがつづき、乾燥したので、もっともっと取れると期待したのであるが、6月20日過ぎて雨がつづくと株の中央がやや白っぽくなって、うどん粉病が発生し、あれよあれよという間に全体に広がってしまった。無農薬でやってきたが、さすがに残された手段としては農薬しかないだろうと思い、JAで買い求めた殺菌剤「石原トリフミン」を6月24日に散布したが、遅きに失した感があり、樹勢は回復しなかった。台風4号が近づいており、大雨でカボチャが傷むことが予想される。そこで、ある程度の大きさに成長しているもの、樹勢が衰え、これ以上の増大が期待できないものは小さくても収穫することにした(7月4日)。
 やはり、うどんこ病対策は雨前にやっておく必要がある。十分な剪定と殺菌剤散布を。結局、株あたり2個も取れないだろう。これはウリ類にも共通しており、キュウリ、メロン、マクワウリなどはうどん粉病で成長が阻害され、やがて株自体が枯れてしまった。次期作への課題である。

2022年7月4日
から Mat Grimm
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長ネギ、サトイモ、トマトの除草

田植えが終わり、一息つく頃には雑草が旺盛に成長する時期で、いつの間にか多くの野菜が雑草に埋もれて見えなくなる。そのためか、野菜の本来の勢いがそがれて、自慢できるほどの収穫ができなくなる。今年はこの対策として、荒っぽくてよいので短時間に草削りを頻繁に行うことを心掛けている。丁寧に時間を掛けて除草しても間隔が空いてしまえば草丈が大きくなり野菜への影響は大きい。だから、短時間で済ませて、その分、頻度を増やせば、草丈も小さい段階で対応できる。また、トマトやナスは雑草から飛んでくるカメムシの害がひどくなる。近所の篤農家の野菜畝には雑草が一本もない。出来るだけ多くの野菜を作りたいので、種まきや定植には熱心にやるがその後のケアが不十分で収穫期に反省するということを繰り返している。
 大玉トマトは3m幅・10m長の露地に10株を植えている。カメムシを避けるため、ハウス内にも8株を植えている。また、ミニトマトを1.5m幅・10m畝に9株を露地に植えているが、雑草対策が遅れたためかすでにカメムシが果実についており、食害されたトマトを一部廃棄している。畝幅が狭いと隣の畝まで除草していないと飛んでくる。ハウス内のトマトは虫が来ないので食害はないが受粉が不完全になる傾向がある。着果が少ないように思う。3m幅の畝にすると畝間に余裕があり、除草もやり易い。ネット情報ではカメムシ対策として、高濃度のコーヒーを噴霧すると効果があるらしいが万能ではない。ストチュウでも散布して様子を見ようと思う。
 長ネギはこれから頻繁に土寄せが必要でそのために高さのある囲いを作るがその前に除草をやっておく。近所のYさんは土寄せを想定して長ネギを溝の底に1列に植えており、普通の高さの畝まで土寄せすれば30㎝近くの白ネギ部分ができる。これもアイデアである。私の場合、波板等で畝を囲い、そこにもみ殻を入れてネギを埋め、白い部分を作る。
 サトイモはとにかく頻繁に除草をおこなう。雨が降ると除草した雑草が生き返るようで効率が悪い。今回、植えたところは農道の近くで通りがかりに様子が見えるので、対応しやすい。
 いずれにしろ、手間を省こうとすると農薬に頼ることになるが、それでは環境を汚してしまう。無農薬栽培ではある程度の収量低減は許容しなくてはならないだろう。

2022年6月21日
から Mat Grimm
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機械植えの田植え

 露地での苗代育苗で発芽が大幅に遅れ、当初の計画が狂い、機械植えの苗を中心に田植えをすることになった。そして、機械植えの苗は20箱(30日苗)だけ、準備したが、10箱を10日遅れ(20日苗)で追加で育苗した。いずれにしても30箱の苗で田植えを行う。通常は箱当たり180gくらいの種もみを播くのであるが、私の場合、大苗にしたくて70gという薄播きにしてある。だから、30日苗の方はイネ苗は25㎝を超えるまでに成長している。20日苗の方は20㎝以下となり、通常のサイズであるが、薄播きなので機械植えの際に苗取り量をどうするかが予測できない。通常は1反当たり20箱の苗を植えるとあり、30箱あるので、1.5反の田植えができるはずであるが、薄播きと中(大)苗という要素が加わり、苗が足りるのかどうか。水田は昨年までの2区画(0.7反と0.5反)1.2反に加えて、0.4反の区画を新たに用意している。だから、苗は不足しそうである。
 所有の田植え機はメーカ情報ではすでに製造開始から20年経過しており、補充部品も供給保証期間を過ぎている機種である。取り扱い説明書を取り寄せ、しっかり読み込んだが、どうも中苗に対しては苗取り治具を適切なものに交換するようだ。しかし、サービス部門に問い合わせても、良い返事はなかった。結局、すでに装備されている稚苗用の掻きとりツメで行うしかない。田植え機は事前に不具合は直し、通常は坪当たり60株植えであるが、これを最小の50株に減らしたギアに交換したが、基本的な機能に問題はない。
 30日苗の大きさが25㎝を超えているので、どんな不具合があるのか、推奨の最大長さをメーカのサービスに問い合わせても、はっきりしない。通常は最大20㎝くらいかといういう。そこで、田植え当日の朝に苗の上部を植木はさみに切り飛ばして20㎝以下に短くした。
 機械植えは初めてであり、操作経験のある義弟に手伝ってもらい、機械植えを行った。田植え機はとにかく、分厚い絨毯状になった箱苗を横方向に12mm、縦方向に8~17mm移動させながら、爪でかき取って強制的に植え付けていく。深さ調整や苗取り量を調整しながら、苗が倒れたり、欠株がでないようにする。しかし、細かい違いは明確ではないので、感覚で決める。苗の植付には最適の速度があるはずである。苗の大きさが3種類あるので、最適の速度も3つあるはずであるがその違いがわからないまま、一律のスピードで終えた。とにかく、植付速度は人手に比べると恐ろしく早い。3区画をほぼ2時間で植え付けた。苗取り量はもっと少なくできたはずであるが、半分程度を終えてやっと最適化できる。苗がやはり不足気味である。0.7反の区画でも苗取り量を少なめにすれば10箱でも足りるかと思ったが、実際には6割程度しか植付られなかった。この区画は品種「ニコマル」であり、小さいながらも苗代の苗を使えるので、後から、手植えできる。他の区画はもち米「ミヤタマモチ」とうるち米「ヒノヒカリ」で予備苗はないがほぼ区画の8-9割には植え付けられた。
 6月17日に「ユル抜き」があり、それから3日間毎日、水路に水が供給される。この地域の景色が田植え後の水田に一変する。17日に代掻きして、19日に機械植えをする。そして20日には手植えをする。3つの品種、機械苗と手植え苗、これらの成長の違いをこれから観察していく。今日21日は本格的な雨で欠株などの修正もやれず、現状を記録しておく。(6月21日)

2022年6月14日
から Mat Grimm
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サトイモ畝の除草

 今年はサトイモの種イモを購入せず、昨年の収穫物を土に埋めて保存していたものを使った。だから、発芽するかどうか自信はない。しかも、黒マルチを使わず種イモを埋めたままにしていたため、畝は雑草が生い茂り、発芽の環境としては良くないと考えられる。それでも、ちらほらと雑草の中からサトイモの葉が見えていたので、草に負けないように除草をする。サトイモの畝は鶏糞を大量に埋め込んであるので、雑草の勢いも旺盛である。そして、今年は株間ではなく、種イモの直下に鶏糞を埋め込んでいる。
 畝に沿って除草を進めていくと小さいもののほとんど発芽していることが判った。1つ目の畝は27個の内、25個が発芽していた。2つ目の畝は26個である。芽が十分出ていないものもある。雑草があると地温が上がらず、発芽が遅れる可能性もある。土は意外と固まっていないでサクサクとしたままで除草も引き抜きが容易である。除草を6月12、13日で2畝を行ったが梅雨入り直前で晴れ間、曇りのタイミングで行うことができた。これから、雨とともにぐんぐんと大きな葉を広げて欲しいと思う。黒マルチがないので、除草はやりやすい。そして、イモの成長にとって欠かせない土寄せも十分できる。(6月14日)





 

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