グリム農園&田舎暮らし

定年退職後の日々の日記です。

2023年7月23日
から Mat Grimm
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オクラの栽培

 オクラの栽培を始めて恐らく、3年目か4年目であるが、作り始めて、やっと奥さんの希望に叶う品質のオクラが取れるようになった。オクラは「実」がおおきくなると同時に硬くなり、煮ても柔らかくならない。オクラは柔らかくないと失格である。オクラを栽培して出荷しているプロ農家の人に聞くと、オクラは1か所に3,4本を植え、互いに競争させることでそれぞれの樹が享受できる光や土の栄養が減り、弱くて細い樹になり、その結果として柔らかいオクラがとれるそうである。
 昨年からマルチの植え穴に点播きで一か所に4,5粒の種を蒔いていたが、発芽後もそのまま放置していたため、気づいた時には巨大なオクラの実がなっていて何故か、丁度良いサイズの柔らかい実がほとんど取れなかった。そこから獲れたオクラは大きいものは茹でても、てんぷらにしても繊維が残り、おいしく食べられなかった。単に2-3株を競争させても柔らかいオクラは獲れなかったので、今年は品種を変え、大きくなっても柔らかいという謳い文句の品種を選んだ。2条株間50㎝で12穴に5月15日に種を蒔いて、発芽後に3,4株に間引いて、順調に成長して花をつけ、いよいよ7月9日に初収穫を行った。
 最初が肝心で放置せずに最初の実を巨大化させずに、まだ小さい内に収穫した。その後は、二日毎に収穫しており、大きくなり過ぎたものは獲って廃棄している。つまり、3日以上は実を放置せずに、オクラの実を収穫することで樹勢を保っている。そして、それぞれの樹は分岐芽が出ると除去し、一本立ちにすることでオクラの実に栄養が集中するようにした。茶色になって枯れそうな葉も除去している。こうすることで樹が安定して下から上へと順に花が咲き、実をつけるように思う。

2023年7月21日
から Mat Grimm
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7月のイネの世話

 三日あるいは四日毎に田に水を入れるので、イネの状況が判る。その度に少しずつイネが成長していることを感じる。3枚の田があり、田植え後は補植を一枚ずつ、やってきたが、2枚目が終わってみるともうイネは補植の時期を過ぎていると感じる。田植えから一か月も過ぎると苗も老化して、苗というよりも成木を植えるようなイネの外観である。補植してももう追いつかないだろうと思う。
 そこで、主な関心は田の草取りである。今年はこれまでいわゆる「ころがし」をやっていない。つまり、田の土を攪拌して、芽を出した雑草を浮せて除草する田車のコロガシ作業をやっていない。昨年は新しく水田にした田で「菜の花」による抑草も使えず、田植え直後からの深水による抑草にも漏水で失敗し、コロガシによる除草では間に合わないほどの雑草が生えて、7、8月は除草との闘いであった。
今年はその圃場で菜の花の一種である「きからし」を緑肥として種まきし、それなりに生育し、緑肥として漉きこんだ。そして、田植え後の深水を不十分とはいえ、3日後からはほぼ達成できたように思う。それでも田植え後、高い部分では土が水から露出した時間が1-2日程度はあったように思う。だから、その部分は「ひえ」が密集して生えており、水入れの際に満水になる1時間程度の間、ひえを手で抜きながら待った。
 他の2つの圃場は深水管理は比較的できていたが、それでも土が露出する時間が少しはあったと思うが、今年は「きからし」を2度、種まきしたにもかかわらず、不出来でほとんど生育しなかった。雨が多かったためか、種まき後の鎮圧を行わなかったためか緑肥とは言えないレベルの生育であった。田植え後は補植しながら、目についた「ひえ」を抜いてきたが、例年に比べるとやや多いなという感触であった。しかし、7月10日過ぎに田の高い部分を歩いて除草しているとそこには「ひえ」とは違う雑草が、水面下の土に面的に発芽・生育していることに気づいた。これは手で抜くような数でも大きさでもなく、「コロガシ」で土を動かして除草するしかないことを認識した。今日は7月20日で遅いかもしれないが、早速、No.4の圃場の高い部分のある南側からコロガシをやることにした。コロガシは手動ではなく、刈払い機に取り付けておこなうトリマーという製品で水田の表土を回転するかご車で攪拌し、歩いて前進しながら、除草するものである。エンジン駆動なのでどちらかというと引っ張られながら、歩くという感覚なので大きな負担はないが、一条毎の除草なので、とにかく水田を一条毎に歩いて往復する。陽射しの強い時間帯を避けて、午後遅くに行うが持久力のいる仕事である。過去の日誌を見ると、21年は6月29日、30日にコロガシをやっているが、22年は3枚目の除草に時間を取られ、コロガシは3枚目以外はほとんどやっていない。7月の後半ともなるとイネはもう分決が盛んで扇を開いたように大きく成長しており、条間といえども回転物を転がすとイネの葉を巻き込んだりしてイネを傷つけないではすまない。7月初めまでにコロガシを終えるべきであろう。

2023年7月12日
から Mat Grimm
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長ネギの定植

 ネギには一本ネギと分決ネギがあって、私の理解では一本ネギは長ネギとか白ネギといって、根に近い白い部分を鍋や麺などの料理で主に煮て食する。分決ネギは葉ネギと言って、細かく切って主に薬味として使う。もちろん、白ネギを細かく切って、薬味に使うこともあるのでおおきな違いはない。
 私の生まれた地方では子供の頃、長ネギは余り食べていなかったように思う。少なくとも母の料理は薬味としての葉ネギが中心だったが長じて関東で生活するようになり、納豆や長ネギなど食材の幅が広がった。しかし、今ではここ讃岐地方でもスーパーで普通に入手できるようになっており、食べる人も増えていると考えられる。
 そこで2年前から、一本ネギを作り始めたが、白い部分を長くするには成長に応じて何度も土寄せをして、光を遮断すると白くなる。しかし、白い部分を25㎝以上にするには土寄せのための土が不足するので、もみ殻を代わりに使う。
 もみ殻は軽くて風に飛ばされてしまう。そこで長ネギの畝を水田の畔波板を使って長ネギの畝を囲い、そこにもみ殻を投入する。もみ殻は最寄りのJAのカントリーに行って、分けてもらうのだが、時期によって無い時がある。昨年はもみ殻投入が遅く、結果的に白い部分の長さは15cm程度と短くなった。
 近くのプロ農家のYさんは長ネギを畝の上ではなく、畝の中央に溝を掘り、溝底に定植している。低い位置にネギがあり、土寄せの高さを十分確保した植え方をしている。そして、長ネギを一条に植え、土寄せは専用の管理機で行う。
 今年はこれを真似て、畝に2条の深い溝を掘り、溝底に長ネギを植えることにした。そして、田植え紐を使って、株間10㎝で長ネギの苗を定植した。長ネギの種まき時期は秋と春播きがあり、品種として秋播きに早生一本太ネギ3.5ml、春播きに石倉一本ネギ7mlおよび金長葱8mlを蒔いた。当然、秋播きの方が成長が早く、収穫も早めとなる。玉ねぎでは種6mlで苗500本取れるので、うまく行くと1500本取れることになる。20mの畝で株間10cm、二条植えだと400本定植できるので、3畝分(60m)はとれそうである。
 昨年は30mくらい作ったが、白い部分が短くて、いわゆる規格外なので、本数で長さをカバーするように本数を多くして売ったところ、畝の長ネギ全部を売り切ってしまった。長ネギは何にでも料理に使えるので、時期を問わず、底堅い需要のあることが分かった。だから、今年は増やしている。それほど、甘くないと思うが「にわか」農家としては期待している。

2023年7月3日
から Mat Grimm
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らっきょうの収穫

らっきょうの酢漬けが懐かしいので、らっきょうを毎年、作っている。ニンニクと同様に種球を植えるだけで余り手がかからない。注意すべき点は玉ねぎやにんにくと同じで草に負けてしまうのでタイミング良く除草をしないと大きくならない。草に囲まれて競争状態になると除草する。2-3回は行っている。10m長の畝に30㎝の株間で3条植えとした。つまり、102球を植えたことになる。1球から分決して10球前後に増え、大きくなる。昨年10月8日に植えて(一昨年は9月1日に)、7月2日に収穫した。今年はコンテナ3つ分の収穫(約6kg +)で大きさもおおきいものが多く取れた。作り始めて3年目だと思うがやっと満足のいくらっきょうが取れた。らっきょうもニンニクと同様に取ったら、大き目のものを種球として残し、乾燥させて保存するが、太陽光で変色し、赤紫色に色づくので種以外はすぐ漬物にする。らっきょうも生命力が強く、小さくて捨ててあったものが根付いて翌年にはそれなりに成長して分決して増えているくらいである。種球も一度、購入したきりで足りている。ワケギとかラッキョウなどはそれほどたくさんの量は必要ないがどうしてもたくさんできてしまう。だから、親類や親しい人におすそ分けするのだが、こういう昔の素朴な味は同じような子供時代を過ごしたシニアでないとなかなかその美味しさは理解できない。喜んでくれるか気にしながら配る。

2023年6月29日
から Mat Grimm
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無肥料畝のカボチャ収穫

 枯枝やもみ殻などに土を被せてマルチで保温した無肥料畝にカボチャやメロン、スイカを定植したり、種を蒔いて無肥料栽培を試みている。バラつきは大きいが、成長の良い株は実をつけて収穫できるまでになっている。カボチャは生命力が強いので無肥料畝でなくても成長して実をつけるかもしれないが、通常の肥料栽培と比べても見劣りのしない大きなカボチャができている。
 肥料を与える通常栽培では病気になりやすいという欠点があり、特にうどんこ病が発病すると一気に広がり、どの畝も感染して樹勢が衰えて、そこで寿命となる。無肥料畝ではそれがどうなるかが注目点である。どの畝も基本は放任栽培で枝の混んだところを剪定して、風通しをよくしたり、芯止めして4本立てに整枝するなどはやっていない。今のところ、うどん粉病は発生していないが、それでも混みあう主枝の根本付近は葉が枯れて幹しか残っていないが幹は太く生命感がある。しかし、無肥料畝の評価は難しい。今後の樹勢がどうなっていくかを長期に見ないと判断できない。
 5つの無肥料畝のNo.1は芳香南瓜を種まきしており、No.5の無肥料畝はポットで育苗した「えびす」の苗を定植した。No.2はスイカ、No.3はメロン、No.4は秋カボチャを植えている。No.5の畝では通常栽培と遜色ないカボチャが実をつけている。芳香南瓜も種から植えたのでその分、成長が遅れて実をつけており、大きさで少し劣る。両者を収穫して早速、いただいたが、「えびす」は定番の美味しさで満足している。芳香南瓜はまだ実が十分熟していなかったためか、味がやや薄くて物足りない。メロンもおおきいものをひとつ収穫した。
 無肥料畝には枯れ枝、竹や笹などの高繊維質の植物の朽ちたものを供給する。次の時期に備えて、早めに収集しておきたいと思う。3m幅の高畝にしているが、畝の中央のみ高くなっており、スイカ、カボチャ、メロンの大きな実は座りが悪く、斜面に実がぶら下がってつるに負担がかかっている。中央の平坦部をもう少し広げて、座りを改善したい。無肥料畝は慣行栽培ほどの収穫量は期待できないだろうが、自然の強さをもった、バランスの取れた野菜の収穫を期待したい。

2023年6月27日
から Mat Grimm
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田植えと水管理

田植えは機械植えが主流となり、単独でできるようになっても大きなイベントである。「ゆる抜き」というため池の水をその年に初めて放流する儀式を行うが、あっちこっちにあるため池でほぼ同時期に開栓となり、それと同時にいっせいに田植えが始まる。田に水が入り、いつの間にか、田んぼは水面で反射する鏡のようになり、景色は一変する。今年は「ゆる抜き」が6月16日(金)にあり、10日後の26日には周囲のどの田んぼもほぼ田植えは終わっている。私は5月25日に種まきし、6月17日に移植(田植え)したので23日苗となるが、草丈が20㎝を超えてやや徒長気味である。6月3日に苗代に移し、プール育苗とした。ほぼ毎日、苗を棒で露払いをしたものの苗丈はぐんぐんと伸びた。ゆる抜きの6月16日に水路から水を引き、代掻きを行った。水を入れると田の高低部分がはっきりする。そこで代掻き前に高い部分から低い部分に向けて、トラクタでロータリを逆回転させながら、移動することで土を移動させ均平化を図った。通常はトラクタの進行方向とは逆の後方に土を撥ねる。現有のトラクタは逆回転機能があり、それを使うことで進行方向に土を撥ねながら移動させることができる。購入してから100時間以上になるのでトラクタもいろいろ使いこなせるようになってきた。逆回転による土の移動は比較的頻繁に行う技術である。代掻きのもう一つのポイントは田に入れる水量であるが、代掻き後に2-3㎝の水深となるようにヒタヒタとなる程度に水を入れる。田植え機が田の表面をひっかいて次の折り返し時の田植え位置のマーキングを行う。だから水が少ない方がはっきりと印がつく。しかし、雑草を防ぐには植えた直後に増水をして発芽できないようにしたいが水が自由に入れられないので田植え時には水を多めに入れておかざるを得ない。田植えは今年も義弟に手伝ってもらい、4時間弱で3つの圃場の田植えを終えた。出来栄えは決して良くないが、田植えは勢いでやらざるを得ない。最初の圃場の田植えは長い丈のままの苗で行ったが、苗が転んで植えられたり、爪でカキとる際に長い葉が爪に絡んで空植えになったりした。そこで苗を供給する際に苗の先端を剪定して15㎝以下になるようにしたところ、きれいに植わったように見えたので、2つ目の圃場からすべての苗を短く剪定した。具体的には剪定ばさみでジョギジョギと垂れた上部の葉をカットした。これで転び苗と欠株はかなり減らすことができた。
 16日に田に水を入れて17日に田植えだが、この半日から1日の水の減り方で漏水の有無が判る。田んぼの畦畔がコンクリートでできていれば、漏水はほとんどないか、あっても少しである。しかし、昔ながらの土の畦畔の場合、いろいろの理由で漏水が起こる。一番の理由は「もぐら」である。もぐらはミミズや虫を追って土中を掘って進む。だから、畔の土の中は穴だらけである。だから、私は畔波板というプラスチックの板を使って少なくとも畔からの漏水を防いでいる。しかし、波板を設置するときの水田の底と波板との接触部分が非透水の土で覆われていないと漏水が起こる。このため、土を練って粘土状にして水が通らないようにする。また、波板は20mくらいの長さなので接続部分は波板を重ねて設置するが、合わせ目が水中に露出しているとここから、水が流れ出てしまう。十分な防水を果たすように土を足で踏み込んで粘土化し、さらに波板の重なり部分は土寄せを行い、水に露出しないようにダムを作る。
とにかく、田植えから約十日間は毎日、田の水位を見て減りが大きいと漏水箇所と思しき箇所の対応を図る。それでも晴れて温度が高くなると蒸発して水位も下がるので、24時間で1㎝程度の水位減少は起こる。放流は三日後その四日後の繰り返しである。だから、4㎝位の水位減少があっても土が水面から露出しないように深水にしている。下の図は各圃場に設置したスケールから水位を読み取り、経過をグラフにしたもので、ジャンプしているところで水を入れている。No.2の圃場で特に漏水が大きく苦労した。

2023年6月20日
から Mat Grimm
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ライ麦の収穫とパンつくり

パン用の小麦としてミナミノカオリを作っているが、昨年11月には加えて「ライムギ」の種を少し蒔いた。2-4粒を15cm間隔で6列、全長で180mくらいの量である。最初に鶏糞を肥料として漉きこんだほかには何も与えていない。発芽して、成長し、草長は2mを超えるが意外と風に対しても強く、倒れることもなかった。近所に住む人からあれは何ですかと質問されたこともある。そして、5月に入り、小麦を収穫して次にこのライムギをどうやって収穫しようかと考えたが、何しろ草丈が長いので通常のコンバインでは処理できない。そこで、鎌で半分の高さで切って、束にしておき、次にコンバインを近くまでもって来て、このライムギの束をコンバインに手で投入し、脱穀する。半分でも1mくらいなので、通常の小麦と同じである。ライムギは粒が細長いがなんとか脱穀後の網目を通って袋まで送られた。重量は計っていないが、10㎏程度は収穫できたと思う。すぐ、乾燥するために天日干し用の木製の箱に入れ、ガレージの中で広げておいた。雨が続き、外で干せない。ほぼ乾燥したので、早速、試しにライムギパンを作ってみる。ネットで調べると小麦65ライムギ35の割合でホームベーカリで焼けるとある。いつもミナミノカオリのパンを焼いているので、それに35%のライムギを混ぜることにする。製粉は小麦と同様に製粉したが、ミナミノカオリでは玄麦から7割の小麦粉が取れたがライムギでは55%であった。製粉時にやや乾燥が不十分で柔らかい感触があった。もしかしたら、それが原因かもしれない。ドライイースト、塩、砂糖、バター、小麦粉、ライムギ粉でパンを焼いたが、いつもの6割くらいしか膨れなかった。どうもそうらしい。小麦だけのパンは普通、二日目から乾燥してしまうがライムギが入っているとずっとしっとりとして重たい。毎日、一切れづつ切り取って、少し温めて、いただく。ライムギパンはサワー種を使うと酸味がして、特有の味がするが、サワー種がなくても風味はそれらしい。ライムギらしくておいしい。まだ、数kgあるので、いろいろ試してみたい。また、来年は少しライムギを増やすかもしれない。

2023年6月9日
から Mat Grimm
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井手ざらえ

「いでざらえ」とは用水路の清掃のことである。毎年、6月の第一週の日曜に行う地域の恒例行事である。私の住む四国の讃岐地方では田植えは遅く、6月中旬頃である。その前にため池から田んぼに至る用水路を清掃する。清掃といっても、流れがスムースに行くように水路の淀みに自生する草を除去したり、淀みに堆積した土砂の浚渫であったり、用水路の管理道の草刈りをしたりするのだが、用水路は農業者だけでなく、生活排水や浄化槽の排水路としても利用されており、地域に住む人で利用している人すべてが参加して行われる一大イベントである。
 今年は6月3日朝8時に用水路の起点である池の堤防に集合して、池に接続されている三本の用水路にそれぞれの利用者が分かれて下流に向かって、泥上げをしながら、下っていく。各水路の長さは2-3㎞で参加者は160人程度であり、年に一度の地域の老若男女が集まる機会でもある。早めにきて始まるまで世間話に花を咲かせる。私は高校を卒業して以来、48年ぶりにUターンした住民であり、同世代の参加者に知人を見つけると嬉しくなる。若いころの記憶にある顔から、現在の顔を想像できない人も多い。近所に住んでいても会う機会は少ないので、こういう機会は貴重である。
 私は千葉に約40年間住んでいたが、地域の活動はほとんどしていない。自宅をもって自治会の役員が10年に一度くらい回ってくるが自治会はいわゆる住宅エリア内だけの活動である。住宅は不動産会社が開発販売した200軒くらいのエリアでほぼ同年代のサラリーマンが入居している。エリア外の地域住民との付き合いは少ない。この自治会でもエリア内の排水路の清掃が年に一度あり、水路の堆積物を掬うが、ほとんど雨で流されており、自分の責任範囲には清掃らしい負荷はなかった。昔から住んでいる人は地域に地元神社の祭りがあり、もしかしたら、水利組合などもあったかもしれない。当時は住む地域の自然や生活環境がどのように維持保全されているかなどには関心がなかった。
 Uターンして子供時代を親と過ごした田舎に生活するようになって、地域を維持するためのいろいろな役回りが巡ってきた。それは地域を知る機会であり、地域の人との交流である。サラリーマン時代には最小限の地域貢献しかしてこなかったし、する必要もなかったが、いわゆる田舎ではそれでは済まされない。自治会だけでなく、地域の神社の維持保全、水利組合活動などはなかでも必須である。お寺などの活動は現在のところ、余りしていない。しかし、それらを通して地域を知り、その活動に関わることで地域の課題にぶつかりながら、次世代につなげていくために、親の世代もやってきた。今は私たちの番である。同世代の少なからずは昔、机を並べて学んだり、野山でいっしょに遊んだ仲間である。リタイア後には暇になると思っていたが、予想外に忙しい毎日である。体力も頭も遣わなければならない。しかし、どこか子供時代のような屈託のない心地よい負荷である。

2023年6月2日
から Mat Grimm
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トマトの袋栽培

 トマトはごく一般的な野菜でスーパーでもどこでも年中、売っており柔らかくて傷のない美しいものが簡単に入手できる。ところが、同じように形がよく大きくて柔らかいトマトを作ろうと思っても未だに満足のいくものができない。露地栽培すると虫害に会って傷だらけのトマトになってしまう。雨除けがないと割れてしまうが雨に強い品種であれば問題ない。しかし、虫だけはどうしようもない。生かじりするので農薬は使いたくない。そこで、ハウス栽培となる。プロのトマト栽培農家はハウスで連作を行っているが、どうやって連作障害を避けているのか知らないが、接ぎ木でその台木が特殊らしい。それでも連作するには接ぎ木だけでなく、ハウス内の土をリセットするためにいろいろ工夫しているようだ。私のハウスは中型で間口5m長さ9m程度であり、多目的に使っている。トマトのためにハウス全体の土をリセットすることはできない。
 そこで今年は連作障害を避けるために袋栽培をやっている。いわゆる肥料袋に露地の土を入れ、堆肥や肥料も混ぜてそこに苗を植え付ける。毎年、新しい土を使えば連作障害はないのでハウスでも連作できる。肥料袋に20Lくらいの土を入れ、排水できるように底に穴を開けてある。昨年はハウス内で8株くらいを植えて、それなりに大玉トマトを収穫した。しかし、1株で3-4個しか獲れていない。支柱にトマトの枝を誘引して分岐枝を剪定して、1本立ちにしないと成長エネルギーが分散されて満足な大玉にならない。また、ハウス内は害虫だけでなく、益虫も来ないので受粉がうまくいかない可能性がある。人工授粉はしていない。大玉トマトは袋栽培し、中玉とミニトマトは鉢植えにして、玄関前に置いてある。目に触れる距離にあると剪定や誘引、肥料や水やりなど世話が丁寧になる。今年はイチゴをプランター栽培し、同じように玄関前に置いて、除草や水やりなどが頻繁にでき、熟れたタイミングで収穫できた。ミニトマトもたくさんできるので、タイミング良く収穫しないと熟し過ぎて捨てることになる。虫の害はストチュウを頻繁に噴霧することでなんとか避けたい。

2023年6月1日
から Mat Grimm
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23年のイネ:育苗と苗代作り

 昨年は種まき後、9日目に水を張った苗代に発芽した箱苗を移している。JAの育苗のしおりでは平置きのシルバーポリの場合、普通期で苗長4~5㎝でシルバーポリを除去し、硬化するとある。3日目で発芽が見られ、4日目でもう4㎝程度には達していたので、6日目でシルバーポリを除去した。
 しかし、台風2号が沖縄に接近中で、今後、本州に北上するので、ここ四国の高松でも今日(7日目)午後から明後日に掛け100mm前後の強い雨が予報されている。そこで再びシルバーポリで雨除けをして、9日目に苗代に移すことになりそうである。
 今年は例年より約1週間早く、5月31日に四国も梅雨入りしたそうである。本来であれば、ポリを除去して早く自然環境に慣らした方が良いが、大雨でダメージを受けては回復できなくなる恐れがある。
 今日はプール育苗の為の苗箱を置く短冊の均平化を行った。水を最寄りの水路からホースで引いて溝にたっぷり溜め、平坦にする箇所に水がにじむ程度まで入れる。そして、鍬で浅く耕し、土と水をしっかりと混ぜる。すると、土が液状化して、簡単に移動できるようになる。この状態で均平化を行う。低いところに高いところから土を押してやれば簡単に移動する。昨日に一度、粗く耕して短冊の形状を作っており、今日は仕上げである。

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